Mozilla Sunbird の使い方をいろいろと工夫しつつあります。TODO管理は別のツールを使っていて、それとの連携方法がわかったのが大きいです。ただ、PDAや携帯電話と、どう連携させるのがいいか、悩ましいのですが…
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CLIEユーザ
今日は、すごく久しぶりに、CLIEユーザに出会った。そのCLIEユーザさんは、販売終了の2日前あたりに購入されたとのことで、店員さんにびっくりされながら購入したそうです。まだまだ現役で頑張っているCLIEが世の中にはあるということで、CLIEユーザとしては嬉しいかぎりです。
といいつつ、自分のCLIEは、あまり活躍ができていないような気もしています。最近購入した携帯電話の機能を確認したところ、ボイスレコーダもついているようですし、スケジュール機能も充実してきているようですし、動画・静止画のキャプチャ、辞書の内蔵、インターネット辞書の利用と、ずいぶん多機能です。個人的には、そういう機能を使うことによって携帯電話の電池切れ、というのは避けたいので、基本はCLIE側でそういうことはやるようにしたいと考えているわけですが、1つしか持ち歩かず、それで何とかしようという人の方が多いはずなので、世の中の流れとしては携帯電話にPIMというのは進んでいきそうです。
ところで、もっと大きな問題としては、結局、そういう機能はあっても使う機会が非常に限られているということなんですが。カメラを使いたいとかボイスレコーダを使いたいとか、そう思う機会自体が非常に少ないというのを、改善したいと思っています。なんとなくクリエイティブな発想が少ないから、そういうものを利用すべきチャンスで、使っていない気がするのです。
iCalendar
予定表関係のツールがほしいのですが、どういったデータフォーマットがあるのかと考えたら、iCalendarがあったということを思い出しました。これを使ってあげるのが一番シンプルな気がします。問題は、このデータフォーマットを扱えるライブラリがどれくらいあるかですが、それなりにあるようです。
- iCalcreator – PHP … iCalcreator: 概要 – SourceForge.JP
- VObject – Python … VObject Home
- iCal4j – Java … SourceForge.net: iCal4j
- RiCal – Ruby … InfoQ: RiCal: Rubyの新しいiCalendarライブラリ
システムでiCalendarを扱うには上記ライブラリを使えばいいのですが、ユーザとしてデータ編集をする場合にはツールがほしいところです。そんなときはMozilla Sunbirdを使うとかすれば良さそうです。Calendar プロジェクト – Lightning と Sunbird®のホームによると、ThunderbirdのAddonもありますから、連携させるのもいいでしょう。Linuxなら、Kontact Homepage – KOrganizer: Kontact Calendaringもあります。
ところで、メール情報はIMAPを使っているので、カレンダー情報も同じような仕組みで複数マシンで共有したいところですが、どうすればいいでしょう。そんなときは、WebDAVを使うと良いようです。単純な参照用Webインタフェースがほしい場合はPHP iCalendarが便利なようです。個人の情報しか使わないなら、Sunbirdとかで十分なので、わざわざWebインタフェースを用意する必要があるのか、と思うかもしれませんが、最近仮想マシンが増えているので、実マシン以外を使っているときに仮想マシンからアクセスするとなると、Webインタフェースあり、の方が便利そうです。ちなみに、大がかりになってくるとグループウェアを採用するか、という話になりがちなのですが、個人の情報と会社の情報は管理単位が違うので、マージする際は結局別々のシステムで管理しているデータを手元でマージするということになる点を考えると、躊躇します。グループウェアは確かに各アプリ(メーラ、TODO、スケジュール)の連携はしやすくできていますが、各アプリで管理するデータへ他の同様のアプリからアクセスできるような形にはなっていないことが多いからです。メーラなどはIMAPがでてきたのでいいのですが、TODOやスケジュールについてはiCalendarがどれくらい使えるか不明です。もし使えるなら、グループウェアも候補にいれたいところ。Kontact Homepage – Supported Groupware Serversによると、いろいろありますね。以前エントリしたグループウェアとかもありますし。
PDAとかの対応も気になりますが、Windows Mobileなら、RemoteCalendars, the Outlook2003’s plug-in to subscribe, delete and reload your iCalendarというのがあるようです。
ちなみに、Movable Type の記事を iCal で管理する – かたつむりくんのWWWとかも面白い発想です。試験管のなかのコード :: iCal4j にチャレンジも参考になるかもしれません。
Skype
SkypeをW-ZEROで使ったらどうかと思って調べてみたところ、Windows Mobile版がありました。なんと、そこに「Skype on PlayStation® Portable」があるじゃないですか。さっそくPSPへ入れようと思ったら、PSP-2000対応なんですね。残念。手元にあるのはPSP-1000です。
ところで、カメラがないとビデオ電話ができないのですが、そのあたりはどうなるんですかね。やっぱりここもカメラが普通についているネットブックが有利なのでしょうか。
せっかくなので、W-ZEROへインストールしてつなげてみました。きちんとつながったので、ちょっと不思議な感じです。家で使う場合は無線LANへ接続させればいいのですが、家ではネットブックやMacBookがあるので、わざわざW-ZEROでつなげて使うこともなさそうです。PCがバッテリ切れのときの予備として使えるといったところでしょうか。
W-ZEROでExcelを使うことはあるのか
昨日まで、W-ZEROにはMicrosoft Office が入っているなんてことはすっかり忘れていました。「スマートフォンのExcel Mobileでダイエットに挑戦★エクセルで表を作る【Enjoy! スマートフォン ブログ】」を読んで思い出し、そういえばメニューに見当たらないなぁ、なんて探してしまいました。
結局普段PCを持ち歩いているので、携帯電話に搭載されているオフィスアプリなんて使うわけがないのです。W-ZEROをPCと同期させる環境を構築していないせいもあって、W-ZEROはもっぱら出張時にちょこっと情報を調べたり、確認をするためのツールとして利用しています。出張に関係する情報をメールで書いて、W-ZEROのアカウントへ投げておくわけです。時刻表なども、メールで投げておけばいいので、結構便利です。
とはいえ、さすがにOffice系のアプリがばりばり使えるというほどのスペックでもないので、なかなか利用できていません。でも、実は一日の作業を記録しておくツールとして使うと結構役に立つのかもしれません。ファイルを母艦へ送る方法がよくわからないあたりが問題のような気がしますが、いちおう、USBストレージ化するツールはあるので、それでファイルベースで持っていくことはできるから、大丈夫そうです。
悩ましいですが、Excelデータであれば、記録は表形式でとれるわけなので、今現在やっているテキストベースのものよりは、計算しやすいデータとして記録できそうです。記録したデータをいかに再利用できるように母艦(ファイルよりDBにできた方がベター)へ持っていくかについて、ちょっと考えてみてから、実際に使ってみようかな、と思います。
最近、PCを使っていて思うのですが、PCを使っていると目移りしてしまうので、作業をしょっちゅう切り替えていて、コンテキストスイッチのコストが馬鹿にならない状況に陥っている気がします。文章を書くときは、CLIEでシンプルに作業をする、AというPCでは開発しかしない、BというPCではメール、といった感じで仕事に応じて環境を用意しておいて、環境を用意したりしまったりするときの手数を減らし、どこまでやったかな、ということを思い出す時間が少なくなるように、いろいろな工夫をしていく必要があると思っています。
そういう点から考えたときに、W-ZEROでExcelを使うことがどういうことなのか、というのは気になりますが、まずは使ってみて、一日の自分の作業全体にとって、W-ZEROへ記録をしていくことが、どの程度の負担で、どういう問題があるのか、といったあたりを明らかにしていこうかと思います。
USBキーボード
W-ZERO向けのUSBキーボードがあるのかと思いしらべてみたところ、折りたたみコンパクトUSBキーボード Rboard for Keitai|RBK-500Uがあるそうです。なかなか良さそうです。
W-ZEROに、家にあるUSBキーボードをつなげて入力をしてみましたが、携帯向けのものではスピードがあがりませんでした。しかし、HKKを使うと、かなり高速入力ができることがわかりました。キーボードもやはり重要です。
CLIEのキーボードが秀逸なできなので、W-ZERO用のUSBキーボードを持ち運ぶという選択肢はないと思っているのですが、人に借りられる環境にいるときには使ってみるというのも良さそうです。
ちなみに、キーボードをつなげると、今度はスタンドも欲しくなります。手元にある物では、携帯ブックスタンドがかなりいい感じで置けることがわかりました。他には、DVカセットケースをちょっと工作して台になるようにしてみたところ、これも結構いい感じになりました。DVカセットケースは結構よくて、CLIEや、PSPの台にもなってしまいます。昔、PSPの台になるものが欲しいなぁ、と思って探していたのですが、なかなかいいものがなくてあきらめたという経緯があります。いまさらながらですが、ここにきていいものが手に入って、ちょっと嬉しくなりました。
写真をあげると、どんな感じなのかがわかると思うので、たくさん写真は撮影したのですが、ブログにアップロードするのが面倒になってしまったので、ここでは紹介しません。いつか元気が出たらアップしようと思います。
ちなみに、PSPは対応するキーボードがないようですが、2009年のどこかで発売されるのではないか、という話があるようです。ゲーム機の上位スティックと同じように、マシンごとにキーボードを用意するということになるのは、勘弁して欲しいので、せめてUSBで統一してもらいたいところ。
ちなみに、こちらのUSBキーボードを利用している人もいるようです。
今日のところは、ここまで。
CLIEその後
バッテリーが長持ちするようになったので、携帯することが増えています。キーボードも一緒に持ち歩いているので、荷物はこれまでよりも増えてしまっているところが悩ましいですが、PCが手元になくてもテキストデータの入力はできるので重宝しています。
ただ、残念なことにキーボードを使っていると、たまに「5」という文字が勝手に入ってしまうことがあります。この動作は謎です。CLIE本体もタッチ画面の調子がたまに悪くなり、真ん中をクリックしたと誤動作することがあります。ということで購入してからかなり経つので、絶好調というわけにはいきませんが、致命的な問題ではないので、この点は我慢をして使ってみようと思っています。