ラズパイマガジン2024年春号の紹介

編集部より「ラズパイマガジン2024年春号 (日経BPパソコンベストムック) 」をいただきました。ありがとうございます。

目次は「ラズパイマガジン 2024年春号|ラズパイマガジン」にあります。さて、自分は「ラズパイで楽しむ Linux ライフ」で Python を使った会議中プレートの記事と、GitLab を紹介する記事を担当させていただきました。

Python を使った会議中プレートのプログラムは、OpenAPI を使ったもので、REST API サーバーを Python で実装し、簡単なクライアントを JavaScript で実装してあります。この記事も GitLab の記事も、日経 Linux で掲載されたものの更新版となっていて、最新の環境で動作するものを紹介しています。設計や紹介する内容の本質的なところは以前のものとほとんど変更ないのですが、ソフトウェアの方は結構なアップデートがありました。

最近はソフトウェアのアップデートは以前よりも頻繁にされるようになっていて、少し時間が経つだけでも、かなり変わっていることが多いです。Python プログラムのコードは OpenAPI 用のコードジェネレータを使っているのですが、それをそのまま使っても動作しない環境になっていて、対応する方法を調べるのに少し苦労しました。GitLab は画面が全然変わってしまったので、それに合わせて説明と画面キャプチャをしなおしてあります。

GitLab は少し重いかもしれませんが、家庭で動作させておくと重宝するはずです。なお、データは USB HDD へ保存するように調整するか、定期的にバックアップしておくのが良いです。リポジトリがありさえすれば良いと考えるなら、普段使っているマシンへ全リポジトリをチェックアウトするという運用でも良いでしょう。

他の特集としては、ラズパイ5や AI 系のものがあります。ラズパイ5は国内だとまだ販売されていないのですが、一足先に情報を仕入れておくにはラズパイマガジンは良い選択ではないでしょうか。電子工作についての紹介もされていて、ラズパイ Pico についても説明があります。

コンピュータやマイコンの学習用に、ラズパイ4B、ラズパイ Zero W、ラズパイ Pico の3種類を揃えておけば、大体のことの実験ができる時代となったのは、良いですよね。

そういえば、ラズパイ関連だと下記のものが欲しいと思っているところです。ちょっとしたことに使いたいときがあって、PC へ挿してすぐに使えたら便利そうなのですよね。ラズパイ4B もちょっとしたときに使いたいときがあるのですが、用意してある microSD カードの中身がよくわからなくなっていたり、起動した後にネットワーク接続できなかったりすると面倒なので、HDMI モニタをつけたものを用意しておいたら便利そうなのですよね。

一応、公式のモニタつきのラズパイも所有しているので、そちらも使うことがあるのですが、モニタのサイズが 7 inch 程度と少し大きめです。字が大きくて助かるのですけど、本体より大きく、取り扱いが少し大変なのですよね。

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