電子辞書

最近の電子辞書についてざっくりと調べてみました。コンテンツの充実度、学習向け機能についてPRしているようで、100コンテンツで50000円以内というのが相場のような感じです。1コンテンツあたり500円という状況だったりするのですが、これで辞書を作っている方は採算がとれているのか心配になるくらいです。

目的は、NetWalkerへ辞書コンテンツを導入して電子辞書の代替として使えるのか、という点なのですが、ざっとみた限りでは太刀打ちできなさそうな雰囲気です。しかし、実際には使わない機能が多いということを考慮すると、その選択肢は捨てたものではない気もします。

ただ、辞書もどれくらい新しいものを揃えられるのか、というのはひとつの基準となります。毎年電子辞書を買い換える人もいるでしょうし、そこまでの精度を求めない人もいるでしょう。EPWINGの辞書を使うことを考えると、EPWING対応のCD-ROMがついている辞書を購入して、使える状態にするというのが総合的なコストとしては安くおさえられそうな気がします。

ただ、Advanced W-ZERO3 [es] にしても、携帯電話にしても、簡易辞書はすでに搭載されているので、それと同等のものを搭載するのでは、NetWalkerの存在価値がありません。手書き文字認識機能をもつ電子辞書などもあるわけなので、それを搭載しないと対抗しきれないのではないか、という気がしています。

なかなか難しいですね。

NetWalkerを買うならEeePCでUSB Ubuntu

まだ現物をみていないのですが、やはり、NetWalkerを買うならEeePCでUSB Ubuntu がいいような気がしています。NetWalkerのキーボードが使い物にならないらしいのですが、手元にあるシャープの電子辞書のキーボードと同じようなものなら、確かにタッチタイピングは難しいでしょう。USBキーボードはつけられますが、あのサイズの本体を開いて、USBキーボードとマウスをつけて使うというシチュエーションが思い浮かびません。そういう環境では、確実にノートパソコンを持っている状況です。とはいえ、無理やり考えてみると、EeePCのバッテリ切れ時に使う予備マシンとして持ち運ぶということはありそうです。キーボード入力は基本的にあきらめて使うとなると、とたんにかなり魅力がなくなります。

USBストレージとして使えて、他のPCに接続してUbuntu起動ができるなら、また評価が変わったのですが。その場合は、携帯マシン+メインデータストレージとすることができるので、使いようがでてきます。しかし、キーボードが使えないのでは、その用途には向きません。これでは、16GBのUSBメモリをメインデータストレージにした方がいい、という話になります。

また、個人的には小物のUSBキーボードやらminiUSB変換コネクタなどあるので、周辺機器を新しく買い揃える必要は無いのですが、実用的に使うためにはそういうものが必要だとしたらNetWalker分の金額だけでなく、それらも含めた費用を考えないといけません。ディスク容量についても、16GBのminiSDは必須でしょうし、それが5000円ほどです。そういったものをすべて総合して考えるとVAIOのtype-Pが視野に入ってきます。

ということで、結論としてはNetWalkerを買うなら、EeePCでUSB Ubuntuを起動して利用することにした方が、性能面でも価格面でも満足できそうです。USB Ubuntuを用意するのにそれなりの準備も必要ですが、5万円近く用意するよりは、手軽に試せるはずです。

さて、ここまで書きましたが、まだ実物をさわっていないので、実際のものを見て考えを変えるかもしれません。なんにせよ、「携帯できるLinux」というだけでわくわくしてしまう方なので…。使っていない小物が多いので慎重になってしまうのです。

追記)よく考えると、このマシンはインターネットにつながる電子辞書という位置づけで使った方がいいのではないだろうか。手持ちの電子辞書となら交換してもいいかも、と思っています。カスタマイズが必要そうですが、英辞郎とかEPWING系の辞書をminiSDへディスクイメージでいれて、ループバックマウントして簡単に使えるようにしてあげれば、そこそこいいものになる気がします。

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hiro345 ストア – EeePC
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NetWalker
NetWalker発売されたようです
NetWalker研究室
NetWalker

NetWalker研究室

NetWalkerの広告として、「NetWalker研究室: シャープな暮らし研究所」や「シャープNetWalker (sharp_netwalker) on Twitter」があるようです。こうやって、企業が1ユーザとしてインターネット上のサービスを利用して展開するというのが当たり前の世界になってきています。TwitterにしてもSNSにしても新しいメディアとして利用できることに価値がある、ということになります。

(購入はこちらから)
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hiro345 » NetWalker

NetWalker発売されたようです

hiro345» ブログアーカイブ » NetWalker」で紹介したNetWalkerが発売されたようです。発売日を1週間前倒ししたということなので、よほど人気があったのか。急いで買って、失敗した、ということにならないよう、しばらくネット上で評価をみてみたい気がします。とりあえず、購入はしないつもりなのですが…

http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/09/18/netwalker/index.html

さっそくフォトレビューもされています。各アプリについて、動作がもっさりしているみたいなことが書いてあります。
シャープ渾身の新世代モバイル端末「Netwalker」を速攻フォトレビュー – GIGAZINE

こちらの記事では、キーボードの評価が気になります。親指モードで使うだろうから気にするな、という感じでしょうか。
409グラムで10時間駆動:“Windowsの呪縛”から逃れた超小型マシン――シャープ「NetWalker」に迫る (1/3) – ITmedia +D PC USER

購入してレビューをあげている人もいます。すばやいですね。
湯ブログ: NetWalker買うた
NetWalker PC-Z1触ってみた: CreativeStation::Blog

結局、いつもEeePCを持ち歩くので、4GBのUSB起動Ubuntuマシンに切り替えることはできます。それに対してのNetWalkerのアドバンテージは、10時間稼動、3秒起動のあたりになりそうです。3秒起動はMacBook Airとかを使ってありがたみがわかっているので、かなり魅力を感じます。でも、持ち運ぶものがこれ以上増えるのはやはり厳しいのだよなぁ。

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hiro345 » NetWalker

NetWalker

SHARPが、NetWalkerというモバイルLinuxマシンを発売するそうです。簡単にスペックを確認してみたところ、なかなか魅力的です。

ちょうど昨日は、モバイル向けのLinuxマシンが欲しいなぁ、と思っていて、「そういえば、昔SHARPからLinux Zaurusがでていたなぁ」と思い出していたところでした。Linux Zaurusは「リナザウ」と呼ばれていたけど「リナ」とかいって使っていた人とかいるに違いない、とか、くだらないことを考えていました。

今回のマシンはNetWalkerというそうなので、愛称をつけにくそうですが、携帯Linuxマシンに魅力を感じているユーザが飛びつくにちがいないと思っています。

ASCII.jp:シャープの新モバイル端末 NetWalkerを最速レビュー|西田 宗千佳のBeyond the Mobile
ASCII.jp:ソニーが作った「普通のネットブック」 VAIO Wをチェック|西田 宗千佳のBeyond the Mobile