MRC

マルチメディア研究センター売却が検討されているようです。

マルチメディア研究センターは研究所ではないので、研究者はいません。
民間にない高価な機材を設置して、低価格で提供しました。そのおかげで、民間企業が低コストでCGを作成することができたわけです。現時点では、同程度の性能をもったハードを研究センターよりも安く提供する民間企業もでてきたので、研究センターのマルチメディア啓蒙・普及の役割は終わったと言ってよいので、終了だということです。
IPAレベルでみると、丸子のセンターは十分に活用されて成果があった施設だということなのですね。ただ、地元からみると、センターにあるのはハードだけで、首都圏から入れ替わり人が来ては帰っていく、という利用のされかただったので、あまり地元益につながるような有効利用はされていなかったわけです。
この点については、IPAからも地元からも地元益につながるような有効利用をするようにという声はあがっていましたが、良いアイデアもでないし、具体的に活動する人もいない(Z○○はがんばってたようですが)という状況でした。
理由は簡単で、県内企業は、
 ・あそこにあるハード関連だけでは食っていけない
 ・あそこにあるハードを使っても元がとれる仕事を
  うけていない
 ・CGだけでは食っていけない
という状況だったから、あまり使いたい施設ではなかったのだと思います。
人材育成から考えてみると、県内企業が上記の状態なので、あそこの設備を使えるようになっても、それを使う仕事はほとんどないというのは大きな問題でしょう。育ったら少なくとも食えるようにならないと誰も真剣にやらないし、道楽でやる余裕のある人はそんなにいないはずです。仕事がなければ食っていけないので、結局さわりを覚えた程度で終わっていたのではないかと思います。

まぁ研究センターは仕方ないですが、これからUMIC(情報センター)をどうするかは、大きな課題でしょう。創造館、UMIC、駅前センター、それぞれの役割分担、連携方法、いろいろありますが、共通の課題は、「そこには新しい人材はこない」という点です。みんな建物をつくれば人がくると思いこんでいるんですかねぇ。この地域には人材がいて、建物をつくれば集まってくるなんて思っていたら新しい人材は集まってこないでしょうね。

#えらそうにいってますが、SSS(G)の大きな課題でもあるので、なんとも難しいところです。(^^;

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