超音波距離センサーを使ったラズパイプログラミングに興味があるなら日経Linux2016年8月号を読もう

日経Linux(リナックス)2016年8月号 」を編集部よりいただきました、ありがとうございます。執筆を担当させていただいた「すぐ試せるサンプルがいっぱい 楽しいラズパイプログラミング」の連載第4回目「距離センサーを使おう」が掲載されています。また、今回は特集2「ラズパイならではの使い方20選」のお手伝いもさせていただきました。目次は「日経Linux – 本誌目次 – 2016年8月号:ITpro」にあります。

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(ラズパイをこれから始める人は「ラズパイ ( Raspberry Pi ) を始めるときに用意したいもの | hiro345」もどうぞ。)

 今回は、「Windowsからの乗り換え全手順」という特集があって、Windowsを普段から使っているけどLinuxを使ってみたいと思っている人には役に立つと思います。

第4回 楽しいラズパイプログラミング 距離センサーを使おう
HC-SR04という超音波距離センサーを使ったPython3プログラミングの紹介をしています。HC-SR04は5V入力で使うので降圧が必要な点に注意しましょう。同じ抵抗が3つあれば5Vから3.3Vをつくることは簡単です。回路は単純ですが、タイムアウト機能を実装するところが少し面倒かもしれません。記事ではタイムアウト機能をいれて、いまのところきちんと動作しています。「反射物がないところで使うとリセットが必要になることがある」みたいなことがデータシートに書いてあって少し心配しましたが、屋内で使う分には問題なさそうです。屋外では使ってみていないのでわかりませんが、リセットスイッチは物理的なスイッチを1つ間に入れればいいだけなので、つけたくなったらつければいいということで。

あと、CSVファイルへのデータ保存とデータ読み込みについても解説をしています。データはリアルタイムで利用するのも楽しいですが、保存したいこともあるはずです。データベースへいれるのが最近は簡単ですが、LibraOfficeなどへデータを持って行きたい時とかはCSVの方が扱いやすいですし、なによりわかりやすいので、よく使われているはずです。Pythonだとモジュールを使えば2行で読み書きできてしまうので本当に楽です。

本連載では、文法より、基本的な機能の実装についての説明をしていますが、Pythonの文法で悩むところは、読む分にはあまりないですし、ラズパイで使うようなプログラムでは、ちょっと書いてあげるだけで電子部品を簡単に扱えるので、初心者でもかなり楽しめるはずです。ぜひ、今月号も読んでみてもらえると嬉しいです。

お手軽ロボット教室
毎回楽しみにしている「Raspberry Piで作ろう お手軽ロボット教室」は「第8回 ROSで独自の型や手続きを扱う」ということで、引き続きROSについての紹介です。実際に試すにはマイクロマウスが必要ですが、読むだけでも楽しめるはずです。No.2 – No.4まであれば大丈夫なのかな。ROSには興味があるのですが、最近時間がとれなくて、こちらまで手が回らず、まだ読めてません。楽しみです。

その他
特集の「Linux&格安SIM 得する使い方」も面白いですね。手元には0 SIMとSORACOM SIMがあります。どちらもあまり活用できていないのですが、ちょっとしたデータをインターネットにあるサーバーへ記録するのに便利そうなので、きちんと運用したいと思っています。こういった記事が出てくることからもSIMを使っていろいろなデバイスをクラウドへ接続するということは普通にされることになるのでしょう。記事ではモバイルでSIMを利用というより、本当は有線契約をしたいけど格安SIMの方が安いから、そちらにしたくて、データ通信量を減らしながらクラウドサービスを楽しむための方法が紹介されています。YouTubeとかを楽しみたいという人には素直に有線契約がいいような気がしますが、ここで紹介されている技術というのも、こういう機会でないとチェックする気がでないので、勉強になるはずです。

ということで、今月号も楽しい記事がたくさんです。ぜひ、読んでみてください!

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