今日は Raspberry Pi Zero 2 W を入手したので動かしてみました。
KSY さんのスターターキットを購入したので、まずは付属の microSD カードで起動。32bit 版の Raspberry Pi OS Full でした。ウィザードにしたがって初期設定をしてインストールが完了したら再起動。
メモリ 512 MB と少ないのでデスクトップはやっぱり厳しい感じです。Chromium を起動して YouTube で動画を開こうとしたのですが、重くなってしまって動画再生はできませんでした。軽いアプリを使う分には大丈夫そうです。Broadcom BCM2710A1、クアッドコア64-bit SoC(Arm Cortex-A53@1 GHz)を採用しているとのこと。スペックは「Raspberry Pi Zero 2 W – Raspberry Pi」にあります。
やっぱりサーバーというか CLI で使うのが良さそうな感じです。とりあえず Ubuntu Server 22.04 LTS 64bit 版も動きそうなので、別の microSD カードで動かしてみました。ネットワークの設定が面倒な気がしたので、USB の LAN アダプタをつけてみたのですが、それだけでは使えませんでした。結局 netplan 用の設定ファイルを編集して無線 LAN を使うのが速そうだったので、別の Linux マシンへ microSD カードをマウントして設定ファイルを編集しました。
$ cat /etc/netplan/99-wifi.yaml network: wifis: wlan0: dhcp4: true access-points: "SSID文字列": password: "パスワード" version: 2
これで無事に無線LANが有効になって使えるようになりました。それから、スターターキットに付属していたケースを組み立てました。また、幸いなことに予備も購入できたので、そちらについては従来の Pi Zero W 用のケースに入れてみました。
勢いで購入しただけで、いまのところ何に使いたいということもないのですけど、とりあえず docker でも動かしますかね… 単体で動作させる docker ホストマシンがあると、作業マシンの負荷を分散させることができて、それなりの価値が出てきます。Raspberry Pi は消費電力も少ないですし、場所も取りませんし、静かですから、2台動かしてもあまり気になりません。
Pi 400、Pi 4B、Pi Zero 2 W を2台という構成でネットワークシステムの実験環境の構築とかもできますね。物理的に存在するマシンでネットワークの確認ができるのは、それなりの価値があります。いまどきだと、仮想マシンで環境用意の方が手軽という話もありますが、仮想環境ならではのはまりどころもあったりするので、ハードウェアがあるならそちらで確認したいときもあったりするのですよね。
ということで、今日はちょっとテンションが上がりました。ちょっとだけですけどね。