ラズパイでデータの記録とグラフ生成を自動化したいなら日経Linux 2020年9月号を読もう!

日経Linux編集部より「日経Linux 2020年9月号 [雑誌] 」をいただきました。ありがとうございます。

さて、自分は「ラズパイで楽しむLinuxライフ データの記録とグラフ生成を自動化しよう」と「特集1 Linuxの遊び方大全100 の一部」の執筆を担当させていただきました。目次は「日経Linux 2020年9月号|日経Linux」にあります。

今回、ラズパイで楽しむLinuxライフでは、データの記録とグラフ生成を自動化する方法について紹介をします。データの記録にはCSVファイル、Excelファイルを使っています。グラフの作成には手動でLibreOffice、自動でExcel、Webページ(HTML+JavaScript)を扱っています。普通に自動化を考えると、データの保存はファイルやRDBにして、必要なデータだけ取り出してグラフ画像を生成したり、JavaScriptでWebページに表示したりとなるのですが、手動での作業も含めて何パターンかを紹介しています。グラフ画像の生成はラズパイで楽しむLinuxライフの方では出てませんが、「特集1 Linuxの遊び方大全100」の方にPythonを使ってグラフを生成する方法についての紹介をしていますので、そちらも参考にしてもらえればと思います。

LibreOfficeは最新版だと良くなっているかもしれませんが、Excelファイルのグラフがうまく変換できないようで、表示がうまくされません。最初、それに気が付かないでopenpyxlで生成したExcelファイルがおかしいのかと思って調べてしまいました。途中で、そういえばLibreOfficeはExcelファイルのグラフ表示がうまくいかないという話があったような気がすると思い出して、生成したファイルをWindowsに持っていってExcelで表示してみたところ、きちんと表示されて解決しました。こういうのは実際にやってみないとわからないですね… 個人的には普段はExcelをあまり使っていなくて、どちらかというと、Webページで表示出来たほうが嬉しかったりするので、Chart.jsを使ったHTML+JavaScriptでのグラフ表示も説明しています。記事ではCDNで利用できる Chart.js を使っていますが、これはダウンロードして使うこともできます。結構、手軽につかえるグラフ用のプログラムなので便利です。

データの記録をして、グラフを手動で作成していたけど、せっかくラズパイを使っているのだから、自動化したいといったことを思っている人に、今回の記事が役に立てばと思います。

他の特集には「やってはいけない大実験 ハッカーはどこを襲う? 実験で学ぶセキュリティ最新事情」「試行錯誤で賢くなるAIアルゴリズム Scratchゲームプログラムで「強化学習」を学ぼう」といったものがあり、どちらも面白そうな内容です。時間をとって読もうと思っています。

さて、いつものとおり、ラズパイ関連商品を紹介しておきます。

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