ラズパイ自作ガジェットのWeb設定アプリを作りたいなら日経Linux2016年4月号を読もう

日経Linux(リナックス)2016年4月号 」を編集部よりいただきました、ありがとうございます。執筆を担当させていただいた「楽しく学ぶラズパイプログラミング」の連載第6回目(最終回)が掲載されています。目次は「日経Linux – 本誌目次 – 2016年4月号:ITpro」にあります。
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(ラズパイをこれから始める人は「ラズパイ ( Raspberry Pi ) を始めるときに用意したいもの | hiro345」もどうぞ。)

第6回 楽しく学ぶラズパイプログラミング
今回はBottleを使って気圧・気温センサーアプリの設定をWebブラウザから変更したり、Pythonの標準モジュールにあるhttpdを使ってセンサーアプリの起動と停止をするプログラムを紹介しています。Webアプリで設定画面を作ったり、センサーアプリの起動や停止を制御したいと考えている人には役に立つはずです。入力フォームつきのWebアプリを作るのに役立つWTFormも紹介してますから、興味があったら読んでみてください。

お手軽ロボット教室
「Raspberry Piで作ろう お手軽ロボット教室 第4回 ジャイロで真っすぐ走らせる」ということで、角速度を測る「ジャイロ」を使って、ロボットらしい制御をする方法が紹介されています。使っているセンサーが高機能なため2万円以上するので、なかなか実際にやってみるのは厳しいかもしれませんね。とはいえ、ロボット系は、これぐらいお金がかかるものらしいので、ガチで取り組んでいる人は使っているのでしょうね。マイクロマウスも45000円程度なので、入手することのハードルが高いですが、記事を読むだけでも参考になる点は多くありそうです。マイクロマウスだとI2Cのピンなども埋まってしまっているため、USBで使える高価格のセンサーを採用することになるのですが、I2C用のジャイロセンサーは安く入手することもできますから、それを使って、この記事を参考にすれば、自作ロボットカーをジャイロでまっすぐに走らせることもできるはずです。挑戦してみたいところですね!

その他
Raspberry Piで始めるモノ作り超入門シーズン3では、今回はインターネットで公開されているコードを利用する方法について説明がされてます。基本事項を理解した上で、公開されているソースコードを利用すると、問題があったときに自力で修正ができますから、前回までの内容は無駄にはならないはずです。ここで使われている温湿度・気圧センサーのBME280は手元にあるので、使ってみたいと思っていますが、Python3用のコードがまだ出ていないようです。とはいえ、ざっと見た限りではPython2用のスイッチサイエンスのものがそのまま使えそうな雰囲気でした。後で確認しようと思っています。

今回は紙面を刷新したということで、ラズパイについては2016年4月から隔月刊のラズパイマガジンへ持って行って、日経Linuxは本来のLinuxをメインで扱うという方針でしょうか。表紙もLinuxを前面に出していて、いままでほどラズパイは目立っていません。ラズパイを使いこなすにはLinuxについての知識も必要なので、ラズパイに興味がある人はぜひ、こちらも読んでもらいたいところです。今月号も面白い記事がいっぱいです!

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