WordPressを使っているときに、HTTPSを別ホスト名にしたいことはありませんか。SSL証明書は費用がかかるのと、1つのIPに対して1つしか設定できないので、できるだけ共有したいのですね。それで、共通公開は http://www.example.jp/wp としておいて、問い合わせ画面や管理画面は https://ssl.example.jp/wp としておきたいことがあります。
WordPressには「WordPress HTTPS」という便利なプラグインがあって、これを使えば、そういった設定ができます。「WordPress › WordPress HTTPS (SSL) « WordPress Plugins」で公開されています。WordPressの管理画面のプラグインから新規インストールすることもできます。
設定画面を出したら、SSL HOSTに、ssl.example.jp のように使いたいホスト名を指定します。Force SSL Administration はチェックをいれます。このとき、wp-config.phpで直接FORCE_SSL_ADMINをtrueにしている場合はコメントアウトして無効にしておきましょう。Proxyは必要に応じてAutoを指定します。設定ができたら、Save Changesボタンをクリックして確定します。
また、Domain Mappingは必要なければ削除してSave Changesボタンで確定します。
ここで問題があって、手元で確認したところ投稿のプレビューが見れなくなってしまいました。この機能が必須の場合はWordPress HTTPSは利用できないということになります。