日経Linux編集部より「今スグ始められる! Linuxスタートブック 」をいただきました。ありがとうございます。
以前、日経Linuxで執筆させていただいた記事が掲載されています。
さて、内容の方はUbuntu 18.04 LTSの使い方が解説されています。役に立つフリーソフト100本も紹介されています。
個人的には「デュアルブート環境を安全に構築する」の章が一番ありがたいです。デスクトップPCの方はLinux専用マシンにしているのですが、Windowsマシンも手元に1台は用意しておきたいので、ノートパソコンを購入するときはWindowsマシンをたまに選択しています。このマシンはWindowsとLinuxとデュアルブートにする必要があるので、こういった情報があると助かるのです。
最近のマシンはUEFIが採用されていて、昔のBIOSの知識だけでは対応できないところも多いですし、Windows 10やUbuntuも進化していて、それにあわせて作業をする必要があります。新しい知識が要求されるので、常にキャッチアップしていかないと、思いもしない後戻り作業が発生します。最悪のパターンとしてはOSが起動しなくなったりも。
まぁ、Windows 10マシンのバックアップをとっておけば何とかなりますけど。バックアップ用のソフトとしては、たとえば、EaseUS Todo Backup Free(EaseUS®完璧な無料データバックアップソフト – EaseUS Todo Backup Free)が有名で、これを使ってバックアップをしておけば何かと安心です。ノートパソコンの場合は、パーティションサイズの変更などもしますから、まぁ、必須でしょうね。
いまのところは利便性、携帯性からUSBメモリにLinuxをインストールして、ノートパソコンではそれを使っています。USBメモリだと容量がそれほど大きくできないのが難点ですが、大容量のディスク領域についてはデスクトップマシンを使ったり、クラウドのストレージを使うことで解決しています。あまり凝った環境構築はしないで、必要なものを、必要になった時にインストールして、USBメモリへのアクセスができなくなっても被害が大きくならないように気をつけています。なので、必要なデータは別マシンにGitLabを用意して、そちらで履歴管理していますね。
あと、USBメモリが便利なのは、OSを変更したいときにも、USBメモリをつけかえるだけで良くなる点でしょうか。ノートパソコンもSSDなりHDDを換装できる仕組みを入れたら売れませんかね。盗難防止が大変になるから駄目でしょうか。
少し話がずれましたが、Linuxに興味があって使ってみたい人には役に立つムックです。良かったら読んでみてください。