ラズパイマガジン 2018年2月号を読んで、ラズパイのScratchからSense HATを利用しよう!

大変、遅くなりましたが、ラズパイマガジン 2018年2月号 (日経BPパソコンベストムック) を編集部よりいただきました。ありがとうございます。今回は、ラズパイのScratchからSense HATを利用する方法について記事を執筆させていただきました。あと、「Webで操作できる気圧・温度計を作ろう」の記事も担当させていただきました。

センサー特集で200種も紹介しているので、大人気のようです。Google AIY Voice Kitも人気があるのかな。

Sense HATは、気温・湿度・気圧・方角といったデータを手軽に測定できて、LEDマトリクスを使った表示もできます。Scratchからすぐに使えるのでプログラムを作ったことがないひとでも、手軽に始められそうです。値段がそこそこするので、おもちゃとして購入するには、ちょっと高いと感じる人もいるかもしれません。ただ、部品を自分で集めて同等品を作ったりするのも、そこそこ大変なので、自作が好きで、それをやりたい、という人でない限りは、ありものを購入して使ってみて、楽しむというのが良いのではないかなぁ、と思います。

Amazonでも購入できます(例:Raspberry Pi Sense HAT – 6 センサー、8×8 LEDマトリックス、ジョイスティック )。

自分は1つ持っていたのですが、湿度センサーがおかしくて値がとれなくなっていたので、今回、もう1つ購入しました。ジャイロセンサーも最初おかしいと思っていたのですが、そちらはキャリブレーションが必要でした。キャリブレーションをしてから使ったら、前から持っていたものも、新規購入したものも、きちんと動作しました。キャリブレーション大事です。

ジャイロセンサー搭載のSense HATを使えば、たとえば、Wii UのコントローラーやSwitchのプロコンのようなジョイスティックは、どうやって実現しているのだろう、ということを考えて、自分でも試作してみたりすることができます。「そんな人は少数派だよ!」というツッコミもありそうですね。他にもいろいろな使い方があるので、そのあたりは調べてみてください。

実際のところはラズパイ+Sense HATを購入となると1万円近くになるので、そうすると、格安Android端末とかでも各種センサー+液晶画面がついていて同程度のもの、というのもあったりするので、ラズパイよりAndroidの方が楽しく遊べる、という考えもありそうです。ただ、ラズパイの方が汎用性が高くて、いろいろなことができるので、どうしてもラズパイを購入して、使ってしまいますね… AndroidだとAndroidアプリを作らないといけないというハードルが高いのかな。スクリプトをちょっと書いて実行、というわけにはいかないのですよね… ラズパイならLinuxですし、リモートログインもできて、ちょこちょこと動かすのも手軽ですから、思いついたらやってみる、というのが簡単です。

話がずれましたが、自分は「Google AIY Voice Kit」に興味があったので、そちらは日経BPさんのサイトから購入しました。まだ時間が取れていなくて組み立てや動作確認というのはしていないのですが、はやく使ってみたいですね。Amazonでも購入できる(例:【国内代理店版】Google AIY Voice Kit – 日本語「組み立てガイド」付属 )のですね。

ラズパイマガジン 2018年2月号は大人気で売り切れているという話もあるようです。増刷が決まったらしいので、入手困難とまではいかないようですが、気になったら購入しておいた方がいいですよ!

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