virt-cloneで仮想マシンをクローンしたときにやること

virt-cloneで仮想マシンをクローンしたときにやることはネットワークカードの設定変更でしょう。

virt-clone により仮想NICのMACアドレスが新しく振り直されるため eth0 が他のデバイスになってしまいます。新仮想マシン上の ifcfg-eth* を修正するのと、udev の設定を初期化する必要があります。例えば、MACアドレスを 52:54:00:21:76:AC から 52:54:00:d1:24:43 へ変更した場合は、次のようにします。UUIDも念のため変更しておきます。これはuuidgenコマンドで新しい値を取得できます。udev は rule ファイルがなければ起動時に生成されるはずなので、それに任せます。(*2013-04-30 UUIDについて追記)

# uuid0=`cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0|grep UUID`
# uuid1=`uuidgen`
# mac0=52:54:00:21:76:AC
# mac1=52:54:00:D1:24:43
# sed -i \
   "s/${mac0}/${mac1}/"; \
   /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
# sed -i \
   ";s/${uuid0}/UUID=\"${uuid1}\"/"; \
   /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
# f=/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules
# mv ${f} ${f}.bak
# reboot

KVMなどについて理解するには下記の参考書が役に立ちます。

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