KVMのゲスト仮想マシンへ仮想ディスクを追加する方法を調べました。
CentOS6では、それほど難しくはなくて、下記手順でいけます。ここでは50GBの仮想ディスクをタイプqcow2で作成しています。ディスクプールはデフォルトの「/var/lib/libvirt/images」を使います。別のディレクトリを指定している場合は、そちらに合わせてください。
# cd /var/lib/libvirt/images # qemu-img create -f qcow2 disk2.qcow2 50G
ゲスト仮想マシン名がguestvmだとすると、次のようにして設定を編集します。
# virsh shutdown guestvm # virsh edit guestvm
ちなみに、現在の設定を表示したい場合は下記のようにします。
# virsh dumpxml guestvm
disk要素を追加します。他のdisk要素にはaddress要素が含まれていますが、下記のように指定して保存すれば自動でaddress要素は追加されるので、ここでは手動で指定する必要はありません。target要素のdev属性については、環境に応じてhdb, hdcなどを選んで指定してください。手元のマシンでは、hda, hdb, hdcがすでに利用中だったのでhddとしてあります。
<disk type='file' device='disk'> <driver name='qemu' type='qcow2' cache='none'/> <source file='/var/lib/libvirt/images/disk2.qcow2'/> <target dev='hdd' bus='ide'/> </disk>
起動をすると、ゲスト仮想マシンが仮想ディスクを認識するので、パーティションの確保、フォーマットをして利用します。
# virsh start guestvm
CentOS6を使ったネットワークサーバ構築については下記が参考になるでしょう。KVMについても解説があります。