Ubuntu12.04をVirtualBoxで使っているのですが、Guest Additions がリポジトリにあるようなので、そちらをインストールしてみました。
一度、VirtualBoxが提供しているものを仮想CD経由でインストールしてしまっていたので、アンインストールしました。VirtualBox Guest Additions をインストールした時に使ったコマンドへパラメータとしてuninstallを指定すると削除できます。ここでは、仮想CDにあるものを/root/vbox へコピーして作業したとします。
# mkdir vbox # cp -r /media/VBOXADDITIONS_4.1.18_78361 vbox/ # chmod -R u+w vbox/ # cd vbox/VBOXADDITIONS_4.1.18_78361/ # ./VBoxLinuxAdditions.run uninstall # reboot
その後、UbuntuではXを使っているようだったので、該当しそうなパッケージを導入しました。Open Source Editionを使っているので、ose版を指定しています。
# apt-get install virtualbox-ose-guest-x11 # reboot
これで再起動したところ、無事動作しました。
Ubuntuについては、いろいろ手軽な値段の雑誌がでていますから、興味のある人は読んでみると良いでしょう。
2012/7/13 追記
@hATrayfloodさんに教えてもらったところ、Ubuntuインストール後に、起動してしばらくすると右上にダイアログが出るそうです。すぐには出てこないので、慌てずに。手動でGuest Additionsをインストールするとカーネルアップデートするたびにインストールし直しが必要になるので、自動で対応するパッケージを使った方が楽です。Ubuntuで自動認識すると、サードパーティのデバイスドライバとしてvirtualbox-guest-dkmsを検出されて、インストールができるようになるそうです。
なお、直接関係はないのですが、「共有フォルダ」について、アクセスするためのパーミッションが足りないことがあるそうなので、そんなときは次のようにするとよいそうです。
$ sudo usermod -G vboxsf -a ${USER}