オーディオプレーヤがたくさん

携帯電話が高性能化してから顕著になったのですが、オーディオプレーヤがたくさんあまっています。昔使っていた携帯電話もいくつか手元に残してあるのと、携帯ゲームプレーヤもいくつかあるのと、PDAも残っているのとで、わざわざオーディオプレーヤ単体で入手するという必要性はなくなってきています。

こういう世界になってくると、音楽だけを売る、といったことはなくなってきて、リアル体験を提供するPRメディアとして存在することになっていきそうです。巷に溢れている騒音、雑音としての音楽は、結局それが人の耳に聴こえるようにして、購入へ結び付けているわけですから、フリーでいいわけですね。

自分が聴きたいときに好きなだけ聴くためには、曲を購入するわけですが、デジタル化によってオンデマンドに音楽が聴けるような世界になってくると、曲そのものの価値だけでなく、曲を視聴するためにかかる時間や手間を減らすことができるような価値などが必要になってきて、それを提供できるサービスが人気を集めそうです。

うまく言えませんが、単純にお気に入りの曲を聴くことができる、だけでは価値がそれほどなくて、誰かとその空間を共有できるとか、特別な目的を持って聴ける環境を用意できるとか、そういったことに価値がでてきそうです。Wikipediaのようなものが、ある程度成功していることを考えると、Audiopediaみたいなものが(すでにありそうですが)価値として認められる世界にはなってきていますから、素晴らしい音楽を世界に伝えたいと考えている人は、そういったものを提供することも考えるべきなのでしょう。

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