ソフトウェアファクトリー

当時気がつきませんでしたが、2006年に下記の書籍が発売されていました。ファクトリという概念はおもしろい。


パターンやフレームワークといったものにより、ソフトウェア開発環境というのは、どんどん効率化しています。一方、複雑さも増しています。最近、自分の中では気になっている継続的インテグレーションも、ある意味ソフトウェアファクトリに必要な技術だと考えています。あまりに全体のシステムが複雑になってくると、その複雑さを隠蔽するための技術も必要となってきて、単純な入力、単純な出力というのが要求される場面も増えてきます。テストの自動化はまさに、そういった事例の一つでしょう。

個々の技術だけに着目するのではなく、全体像を把握するためにも、こういった書籍は読んでおきたいところです。しかし5年以上も前のものなので、いまさら感もあります。サービスのクラウド化が進んできている現在においては、あてはまらないことも多そうですが、そのあたりは、こういった考えもあるのだな、と読めば良さそうです。

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