少し前の話ですが、ツイッタータイムラインが、「Twitterは戦場だ！」という雰囲気になっていました。2月の後半ぐらいから続いている話だったような気がしますが、随分長い戦いとなっているようでした。参戦をしているわけではないのですが、いつ自分の周りでも同じようなことが勃発してもおかしくありませんので、気になって様子をみているところです。

ところで、身の回りではmixi, twitter, facebook の順番で流行ってきています。炎上はどこでも発生しますが、togetterがあるせいかmixiよりもtwitterの拡散力の方が上のように見えます。当初どうなるのかなぁと予想していたのですが、そのときに予想した通り、当事者以外のところで戦争となって拡大していました。片方が倒れるまで続くだろうと思っていたら、そこまでいってしまった模様です。和平という道もあったはずですが、価値観が違いすぎて、話が噛み合ないのと、当事者たちが妥協しない人たちだったようなので、徹底抗戦という状況になってしまったようです。すごい状況です。

今は、バーチャルワールドでの出来事がそこで閉じていた時代は終わって、リアルワールドへ影響がでる時代になっていることを強く感じました。昔のバーチャルワールドでは価値観に違いがある人とはつながらないことができたが、いまはそういう時代ではないのでしょう。

リアルワールドでは価値観が違う人と接することを減らすために物理的な距離を置く、という手法をとることができますが、近づいてこられたら仕方がないので接触をせざるを得ません。それと同じようなことが、バーチャルワールドでも起きていて、価値観が違う人と接することを避けていればよい、ということができない時代に突入してきているようです。逆に、リアルワールドであれば身の回りにいる価値観が違う人と物理的に接触を避けることで回避できるのと同じ努力では、バーチャルワールドでは回避しづらくなってきているようです。

こういう時代を生きていくにあたって、リアルワールドの価値観だけでもストレスとなるだろうし、バーチャルワールドの価値観だけでもストレスとなるでしょうから、両方の世界に通用する価値観を創造する必要があるのだと、考えています。

いまだに、バーチャルワールドは構築段階ですが、GoogleやAmazonの出現によってリアルワールドのかなりの部分がデータ化されることが現実味を帯びてきています。片方の世界だけでも十分楽しいでしょうが、どうせなら両方の世界で楽しく生活できるようになりたいものですね。