ブログデザインをそろそろ大幅にリニューアルしたいのですが、いまひとつどういうデザインにすると良いのか、イメージがわきません。
半日近く悩んでいるのですが、決まりません。こんなとき、プロのデザイナさんのありがたみがわかります。うーん、どうしようかなぁ。ということで、Amazonで検索をしてみました。
「WordPressレッスンブック 2.8対応—ステップバイステップ形式でマスターできる」の評判が良いようです。同じ著者(会社のようですが)の「WordPressサイト構築スタイルブック—デザイナーのためのテンプレートタグリファレンス+サイトデザインテクニック (単行本)」は手元にあり、これのバージョンアップ対応版のようです。「WordPress逆引きデザイン事典[2.X対応]」も揃えておけば、当面困る事はなさそうです。
Amazonのブックレビューにある賞賛の声を抜粋すると、なかなか良書のようです。
- WordPressの本は何冊か持っているけど、群を抜いて分かりやすい本。
- まさに「懇切丁寧」という表現がピッタリで、これで理解できなかったら根本的にWordPressに向いてないんじゃないか?ってくらいの勢い。
- 迷える子羊の救世主となる1冊です。
- 僕はもともとHTMLの知識もCSSの知識もそれなりにあったので、丸1日でWordPressのカスタマイズが出来るようになりました。
- 一から作るためWordpressの基本的な仕組みを理解できます。
- 私のように基礎から勉強したい人には是非おすすめです。
注意点として、下記のような意見がでていました。
- 下準備(サーバーのDB作成など)は、具体的に解説して欲しかったです。
- マークアップやcssについて最低限の知識がないと挫折すると思う。
- 先にXHTMLとCSSでコーディングできるよう勉強してから次の段階として取り組むべき。
- CSSの知識がないと理解するのが難しいかもしれません。
- もしもCSSを全く知らないと言うことであれば、CSSの入門本も一緒に購入した方が良いと思います。
- 私はphpの解説サイトも見ながら学習を進めました。
WordPressのカスタマイズをするのは難しいようで、意外と簡単なのですが、それなりに時間はかかります。実際にテーマを作るときには、どこに何を配置するのかを、あらかじめデザインしてから、WordPressへ実装していくことになるからです。根本的なデザインができる能力と、それを実現するために必要な技術力が必要になるのですね。
この書籍はデザインや実装技術(HTML/CSS/PHP)の基本を理解している人向けに、WordPressではこういうファイルをこう編集すれば良いということを書いてあるようで、作業の順を追って、噛み砕いて説明してくれているとのこと。
タイトルでは「2.8対応」と書いてあり、WordPress最新版の「2.9.2」に対応しているかどうかが若干気になりますが、テンプレート機能やブログ機能で大幅な修正が入ったという話はなかったと思うので、この書籍に書いてある内容で、十分対応できそうです。すでにPHPやHTML/CSSのコーディングができるなら、真っ先にこの本を買うということで良さそうです。ちなみに、PHPやHTML/CSSを知らない場合は、先にそちらの勉強が必要で、最初からブログシステムのカスタマイズだけちょこっとしようとするのは止めた方がいいでしょう。
本書では、あくまでも簡易的なサイトではあるものの、基本的なブログサイト、従来型のホームページ、といったものを作成するので、それらを応用することにより、商用サイトの構築もできるようになるようです。普通は、バージョンアップ時への対応ができるように、既存のThemeを改造してカスタマイズをする方法をとりますが、この本は全く何も無い状態から自分で一から作る方法で記述されているようなので、「ソースコードを読むのが死ぬほど嫌いな人で、最初から作るほうが楽だし断然楽しい。」という人向けのようです。構造を理解できるように、すっぱりと割り切った内容としているようなので、意外と応用が利きそうです。
ちなみに、XAMPPやMAMPでローカル環境を構築してWordPressをインストールするのは簡単ですが、そのあたりの説明はこの書籍にはないようです。あらかじめこれらについてインターネット上で調べて、難しそうなら一緒にそれについて解説されている書籍も購入するといいかもしれません。PHPを勉強するときに一度やっていると思いますが。
他にも次のような参考資料があるようです。