Pythonでゲームアプリを作りたいなら日経ソフトウエア 2018年3月号を読もう! 今回の特集はpygameモジュールを使ったPythonゲームアプリの解説だということで、購入してみました。
ダウンロードサイトからコードも入手できますし、分量もそれほど多くはないので、ちょっと気合をいれれば、動作させて、改良して動かしてみる、というのはできそうです。ブロック崩し、ポーカー、シューティングゲームの作り方が紹介されています。定番という感じですが、基本といえば基本なので、作り方を知りたいという人には良いと思います。
実は手元には「12歳からはじめる ゼロからの Pythonゲームプログラミング教」もあったりします。
こちらはtkinterモジュールを使っています。pygameであれtkinterであれ、どちらを使っても、プログラミングに必要な知識について大きな差はないと思います。画面描画の方法や使えるGUI部品にちょっと差があるだけという認識です(それほど詳しくはみてませんが)。
pygameモジュールはラズパイのRaspbianでも採用されているので、Windowsなどで環境を用意するよりはRaspbianを使った方が簡単にすぐに動かせるのではないかと考えています。手元のマシンは基本Linuxなのですが、記事や書籍はWindowsやmacOSが前提のような気がします。Pythonだから関係なく動作する気もしますが、まぁ、やってみないことにはわかりません。
「ゲームを作ろう」というタイトルがあると思わず購入してしまうのですが、その後、なかなか動かすところまでいかずに終わってしまうことも多くあります。もうちょっときちんとやってみたいですね。スプラトゥーンとかで遊びたくて、そっちに時間をとられてしまうのがいけない、というのはわかっているのですけどね。
基本は、画像の表示、スプライトの実装、ゲームループの書き方、オブジェクトの動かし方、衝突、ルールの実装、といったところの説明が多く、どの書籍を読んでも似たような解説になっているはずです。
実はPythonよりJavaScriptの方が動作するプラットフォームは多いので、そっちに興味があるという人もいるでしょう。次の2冊は結構いいのではないか、と思っています。ただ、JavaScriptは流行り廃りが激しい状況なので、これが正解というのがなかったり、ライブラリもいろいろあって悩むことも多いはずです。そのあたり、割り切って読めるかどうかでしょうか。
そういえば、AndroidやiOS向けのゲームアプリ開発に興味もある人はいるのだろうな、と思って調べてみたら、いろいろあるのですね。ゲームエンジンを使うとか、Unityを使うとか、選択肢はいろいろあるようです。全部はやりきれませんから、すぐに試せそうなところからやってみると良さそうですね。やっぱり、ラズパイでpygameが手軽かもしれませんね。
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