インターフェース 2014年12月号 はUSB特集です。「Interface download」からサンプルコードなどはダウンロードできます。USBについての良い参考書がないか探していたところでの特集なのでちょうど良いタイミングだったので、購入して読んでみています。
特集には、USB学習用のUsbStudyとUSBシリアル変換の回路が掲載されていて、これを使ってUSBで流れている通信の解析をしたり、通信の制御をしたりできるようです。回路で使っているマイコンは PIC24FJ64GB002 です。USBホスト機能つきの優れものです。必要な部品を秋月電子通商 電子部品 ネット通販で揃えることが出来るように一覧にしてみました。
- PICマイコン PIC24FJ64GB002-I/SP x 2
- セラミック発振子(セラロック)コンデンサ内蔵タイプ 4MHz x 2
- 低損失三端子レギュレーター 3.3V500mA TA48M033F(S Q)電解コンデンサ(33μF~47μF)、 積層セラミックコンデンサ(0.1μF、2.54mmまたは5mmピッチ)付き x 2
- USBコネクタDIP化キット (Aメス) x 1
- 2.1mm標準DCジャック 基板取付用 MJ-179P x 1
- ブレッドボード用ミニBメスUSBコネクタDIP化キット x 1
- 電解コンデンサー10μF50V85℃ (ルビコンPK) x 2
- 積層セラミックコンデンサー0.1μF50V (25個入) *使用するのはUSbStudyで3個、USBシリアル変換で3個 x 1
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W10kΩ (100本入)*使用するのはUSbStudyで1個、USBシリアル変換で1個
- 連結ピンヘッダ 1×40 (40P) 6/11/3 *使用するのはUSbStudyで5ピン x 1個と2ピン x 1個、USBシリアル変換でで5ピン x 1個と2ピン x 1個
ブレッドボードやジャンパーワイヤがない場合は用意が必要です。今回のものは一度作ったら何度も使うことになるでしょうから、基板で作ってしまってもいいかもしれません。
一通り購入すると、そこそこの値段になりますが、これでUSBについて理解が深まるなら安いものだと思います。
なお、本誌で提供されているUsbStudy用のアプリはWindowsアプリなので、OS X や Linux を使っている人は別途Windowsを用意する必要がありますが、ソースコードもダウンロードできるので、参考にして移植することもできるはずです。
PICについては下記も参考になります。