プログラミング言語CeylonでHello World

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プログラミング言語Ceylonが1.0になったそうです。Ceylon: Welcome to Ceylonで公開されています。

「Ceylon: Quick introduction」あたりから始めればいいのかと思ったら、日本語へ翻訳している人もいるようでした。1年以上前のようなので、原文を読んだ方がいいかもしれませんが、紹介をしておきます。

IDEはEclipseベースのものがあるそうで、Ceylon: Ceylon IDEに解説があります。ライセンスはオープンソースのようですが、ものによって変わるようです。

コマンドツールのダウンロードは下記からできます。ZIP, Fedora/RedHat用のRPM, Debian/Ubuntu用のDEBファイルがダウンロードできます。

動作させるにはJava7が必要です。OpenJDK7が推奨のようなので、Ubuntuで使うなら下記のようにJDK7をインストールします。JRE7でも良いのかもしれません。Java6をインストールしてある場合は、どのjavaを使うか設定をします。

$ sudo apt-get install openjdk-7-jdk
$ sudo update-alternatives --config java

とりあえず、ceylon-1.0.0.zipをダウンロードしてみました。Ubuntu 12.04 で動かしてみました。

$ unzip ~/Download/ceylon-1.0.0.zip 
$ ceylon-1.0.0/bin/ceylon --version
ceylon version 1.0.0 (No More Mr Nice Guy)

サンプルが同梱されているのでコンパイルをしてみます。Apache Antを使うと楽そうなので、インストールします。ant run で実行できます。

$ sudo apt-get install ant
$ cd ceylon-1.0.0/samples/helloworld
$ ant run
Buildfile: /home/hiro345/applications/ceylon-1.0.0/samples/helloworld/build.xml

ceylon-ant-taskdefs:

compile:
[ceylon-compile] No need to compile com.example.helloworld/1.0.0, it's up to date
[ceylon-compile] Everything's up to date

run:
[ceylon-run] Hello, World!

BUILD SUCCESSFUL
Total time: 4 seconds

下記のようにしてもできます。ceylon-1.0.0は$HOME/applications/ceylon-1.0.0にインストールしてあるとします。hello.ceylonという簡単なプログラムを作成して、コンパイル後に実行をしています。

$ mkdir -p workspace/ceylon/source
$ cd workspace/ceylon
$ cat << EOF > source/hello.ceylon
> void hello() {
>   print("Hello, World!");
> }
> EOF
$ cat hello.ceylon
void hello() {
  print("Hello, World!");
}
$ ~/applications/ceylon-1.0.0/bin/ceylon compile source/hello.ceylon 
注意:Created module default
$ ls
modules  source
$ ~/applications/ceylon-1.0.0/bin/ceylon run --run hello default
Hello, World!

Ceylonの参考資料はオンラインにしかありませんが、他のプログラミング言語であれば下記があります。

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