The history of Java

先日のJava World Day 2005 では、”The history of Java technology innovation” という小冊子(HJTI)が配布されていて、Javaの10年がよくわかるのようにまとめられていました。素晴らしい内容で、誰が書いたのかなぁと思ってみたところ、稚内北星学園大学の丸山先生でした。さすがです。

そこで、自分とJavaとの10年を思い返してみました。Javaと関係ないものもありますが… 😉
年代 HJTI … 自分とJavaの関係
1995 Javaの誕生 … アメリカで発表されたJavaが凄いらしいと噂を聞く
1996 基盤仕様の整備 … Java Quick Reference を購入し勉強、これからはJavaだと確信
1997 Javaの国際化 … デザインパターンに注目
1998 アプリケーションサーバの黎明期 … Java マルチスレッド、ネットワークプログラミングの再考
1999 Javaプラットフォームの3本柱確立 … JavaによるWebシステムに注目
2000 進むJavaとXMLの融合 … Java + XMLを使ったシステムに注目, SSS(G)発足
2001 新ネットワーク時代の幕開け … 待望の「Javaの質問箱」が出版される, SSS(G)でJava勉強会
2002 J2EEとWebサービスの融合始まる … Jakarta Project, J2ME に注目
2003 Webサービス環境の完成 … 待望の「Jakarta Tomcatエキスパート」が出版される, Blog開始, SunONEやEclipseに注目
2004 アプリ開発の簡素化 … BlueJ, 分散開発環境, Javaコンパイラに注目
2005 加速するEoD、そしてオープンソースへの流れ … 待望の「Javaコレクションフレームワーク」出版される, OODBに注目

こうしてみると、大体その時に注目されている技術を追いかけている感じがよくわかります。もっと先も見通せるようになる、自分の専門分野構築に時間をかけないといけないところなのですが、なかなかできていないこともわかります。一応、専門分野として「分散システム」とか「コンピュータと教育」とかについては、それなりにやってきているのですがまだまだ力不足を感じることも多いです。Javaのこれからの10年はどうなるのか、を想像しながら次のステップへ進んでいきたいと思う今日この頃。

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