VirtualBoxへFedora17 Live Desktop CDから日本語でインストール

VirtualBoxへFedora17をインストールすると、なぜか英語モードで起動します(追記:Fedora17 Live Desktop CDからインストールした場合のことでした)。日本語でインストールする方法がないか調べました。

起動直後はインストールをうながすWelcomeアプリが起動していますが、まずはそれは閉じて、端末を開きます。端末は[Activities]-[Applications]-[System tools]でTerminalを指定すれば起動できます。

後は、下記コマンドを実行すればいい。手元の環境では、これで日本語環境でインストールできました。

$ su -
# LANG=ja_JP.utf8 gjs-console /usr/share/anaconda/gnome/fedora-welcome

ここで、日本語キーボードだと「=」は[Shift]+[^]、「_」は[-]の位置なので、それを知らないと指定が難しいかもしれません。その場合は次のようにしてキーボードのレイアウトを日本語キーボードに合わせてからコマンドを入力すればよい。

  1. デスクトップ上のメニューで[Live System User]-[System Settings]をクリック
  2. [Reagion and Language]をクリック
  3. [Layouts]タブをクリック
  4. [+]をクリックして[Japanese]を選んで[Add]をクリック(Japaneseは入力をするとすぐにSelectできる)
  5. デスクトップ上のメニューで[en]と表示されている部分をクリックして表示されるメニューで[ja]へ変更する

起動時に「フォントがない」というエラーも出るようなので、日本語関連のパッケージをグループインストールしてみたところフォントが追加されました。解決しているかどうかまではみていないのですが、いずれにせよ実行しておいた方が良さそうなのでメモしておきます。

# yum -y groupinstall "Japanese Support"
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