ファイアーウォールを超えたsftpを使うにはどうしたら良いでしょう。ファイアーウォール用のSSHサーバがあればポートフォワードと組み合わせれば可能です。
SSHポートフォワードについては「実用SSH 第2版—セキュアシェル徹底活用ガイド」などを参考にすると良いでしょう。sftpと組み合わせるときの手順は次の通り。
1. エージェント起動。秘密鍵は id_rsa だとします。
ssh-add ~/.ssh/id_rsa
2. ポートフォワード。ローカルポート2022 を target.example.jp の22へポートフォワード。中継SSHサーバとしてはserver.example.jpと使い、usernameで中継SSHサーバへはログインする。バックグラウンドでコマンドなしで実行。
ssh -f -N -L 2022:target.example.jp:22 -l username server.example.jp
3. sftp接続。ローカルポート経由で、target.example.jp の usernameアカウント として sftp。ローカルポート2022がtarget.example.jpの22とつながっている点に注意
sftp -oPort=2022 username@localhost