実現力を鍛えるためにはどうすればいいかと思い、下記の書籍を読んでみました。
やりたいことはなにか、それを実現するには何が必要か、障害となっていることを解決するにはどうすればいいか、といったことを分析して対応する方法が紹介されています。フィンランドメソッドについてより、実現力を鍛えるにはどうするか、ということが書いてあるので、注意が必要かもしれません。
そもそも、なんらかのことを実現するには、一人でできること、仲間とできること、組織でできること、といろいろなレイヤーがありますから、それらのレイヤーのうち、どこを狙うかによって方法は変わってきます。ただ、最初に自分が何を実現することに興味を持っているのか、というのは重要で、そこが明確になることがスタートラインになります。本書では、そのスタートラインに立つためには何が必要かを説明しつつ、スタートラインに立ってからどうすればいいかも伝えようとしているので、フィンランドメソッドというメソッドを知りたい人には物足りない内容になるのでしょう。実現力が足りなくて困っている人には役に立つはずです。
「自分が何を実現することに興味を持っているのか」を学校にいる間に見つけることが難しい時代で、社会人になっても見つかっていない人が多いということが、こういった書籍が売れる理由の一つなのだと思います。成長をするにつれて興味を持つ対象も内容も変わってきますが、現時点で何に興味を持っているのかを分析する時間というのはなかなか持てないものなので、こういった書籍にある手法を使って短時間で明確にできるようにする、というのは大切なことだと考えています。
まずは、今年中に実現したいことをリストアップするところから始めようと考えています。