デスクトップが大幅に変更された Raspbian 2014-12-24版

Raspberry Pi用のOSであるRaspbian 2014-12-24版がリリースされていました。Merry Christmas! Got a new Pi? Read on! | Raspberry Pi:(http://www.raspberrypi.org/merry-christmas-got-a-new-pi/)で紹介されています。ダウンロードは
http://www.raspberrypi.org/downloads/」から可能です。

とりいそぎインストールして使ってみました。CUIは変わりないようで、raspi-configの画面も違いはないようでした。キーボードをつけておかないと、キーボードの設定ができないことを忘れていて、最初あせりましたが、USBの日本語キーボードをつけたところ、きちんと設定ができました。

GUIは大きく変わっていて、メニューバーが上部になりました。また、コンソールではきちんと設定できていた日本語キーボードがGUIでは正しい記号入力ができませんでした。LXTerminalで下記を実行して解決しました。日本語入力のAnthyもインストールしましたが、現在の入力モードがわからなくなってしまいましたね。Mozcとか使えるなら、そうした方がいいかもしれません。きちんと調べてませんが…

$ sudo setxkbmap jp

ちなみに、Raspbianの過去バージョンは下記などから入手できます。書籍などで古いバージョンの説明を参考にする場合はこちらから入手して使うといいでしょう。

Raspbianの前のバージョンは2014-09-12版について、「Merry Christmas! Got a new Pi? Read on! 」によると、下記で2014-12-24版へアップデートできるようですね。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get dist-upgrade
$ sudo apt-get install raspberrypi-ui-mods

2014-09-12版より前のバージョンからRaspbian 2014-09-12版にするには下記の手順でいけるようなので、使っているバージョンにあわせて対応をすると良いでしょう。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo rpi-update
$ sudo apt-get install minecraft-pi
$ sudo apt-get install epiphany-browser

2014-09-12版かどうかは、下記でわかるはずです。

  • JDK 8、Mathematica v10、Sonic Pi v2 がインストールされている
  • Minecraft Pi がインストールされている
  • 標準ブラウザがMidoriからEpiphanyになっている
  • Broadcomの新しい BCM43143 802.11n WiFi chip をサポートしている

Raspbian 2014-09-12版については「New Raspbian and NOOBS releases | Raspberry Pi(http://www.raspberrypi.org/new-raspbian-and-noobs-releases/)」に説明があります。

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