nginxの簡単な設定例をみておきます。

最低限の設定は次のようになります。/var/www/htmlを用意して、下記を /etc/nginx/nginx.conf へ用意します。

worker_processes  1;
events {
  worker_connections  1024;
}
http {
  include  /etc/nginx/mime.types;
  default_type  application/octet-stream;
  server {
    listen  80;
    server_name  localhost;
    location / {
       root  /var/www/html;
       index  index.html index.htm;
     }
    error_page  500 502 503 504  /50x.html
    location = /50x.html {
       root  /var/www/html;
     }
  }
}

　
/etc/nginx/mime.types には下記のような内容を置いておきます。対応するMIMEタイプを登録しておく必要があります。

types {
    text/html                             html htm shtml;
} 

　
/var/www/html/50x.html にはエラー発生時に表示するHTMLを置きます。CentOSへnginxリポジトリからnginxをインストールすると、サンプルが/usr/share/nginx/html/50x.html に用意されるので、それを参考にすると良いでしょう。Webサーバのドキュメントルートは、Apache HTTP Serverだと/var/www/html、nginxだと/usr/share/nginx/htmlとなるのが気にはなります。nginxを使うときに、/var/nginx の下を使うか/usr/share/nginx の下を使うかは好みで指定ということになりそうです。

準備ができたらnginxを起動すると動作します。ブラウザで http://localhost/ へアクセスすると確認ができます。