OSSのIaaSとしては、「Cloud Computing Software from Eucalyptus | Leader in Cloud Software」が有名です。そろそろ使ってみたいところですが、CentOS6 + KVM マシンを3台ぐらい用意しないと意味がないような気がするので、どうしたものかなぁ、と考えているところです。
インフラ系だと、使用しているサーバの耐用年数やら、OSのサポート期間やら、利用しているプログラミング言語のサポート期間やら、セキュリティアップデートの適用の必要性やら、そういったことを考慮しつつ、いろいろと計画的に対応をするのですが、こういったIaaS用システムを導入すると、これらの作業を柔軟に実施できるようになるのかどうか、という点に興味があります。
自宅では、サーバ用途のものや、たまにしか使わない特定用途のマシンについては、仮想マシン化を進めているので、ホストマシンが故障しないかぎり、また、仮想マシンがのっているHDDがクラッシュしないかぎり、サービスダウンは最低限の時間で済むように設計してありますが、さすがに冗長構成のマシンを自宅に置くのはどうかなぁ、という気がしています。とはいえ、Eucalyptusの導入が簡単なら、2台構成で自宅プライベートクラウドを用意すること自体は問題がない気がします。
ちなみに、Eucalyptusのサイトでは20分もあれば稼働できる、みたいなことが書いてあったような気がします。ハードウェアさえ用意できれば、すぐに利用できそうなので、近々やってみたいですねぇ。
EucalyptusはAWS(Amazon Web Services)互換のクラウド基盤ソフトウェアですから、こちらの書籍も参考になるのかな…