Raspberry Pi でVisual Studio Codeを使いたいなら、日経Linux2020年3月号を読もう!

日経Linux編集部より「日経Linux 2020年 3 月号」をいただきました。ありがとうございます。

さて、自分は「特集1: 6コース×3ステップで学ぶ Linux超入門 – PythonでExcel自動処理」と「特集4: ラズパイで楽しむLinuxライフ Python開発をVisual Studio CodeでPCからのリモート開発が便利」の執筆を担当させていただきました。特集1 ではAnaconda、Jupyter Notebook、OpenPyXLの解説をしています。特集4 ではVisual Studio Code/Codium の解説をしています。目次は「日経Linux 2020年3月号|日経Linux」にあります。

Pythonの開発環境を用意するにあたり、Anacondaを採用することには賛否両論ありそうです。Linuxを使っている人は普通にWindows/macOSは使えていてコマンドライン利用もできると考えています。そういった人からすると、コンソールを使ったテキストエディタであるvimやemacsで開発するということでも良いのでしょうが、UbuntuやRaspbianのGUIに慣れている人も今時だと多いだろうとも考えています。そうすると、ある程度GUIが使えたほうがハードルが低いのだろうと思っていて、Anaconda, Jupyter Notebook, Visual Studio Code/Codiumといったキーワードが出てくる記事内容とすることにしました。

Anacondaは話題の機械学習系のパッケージも最初からインストールされているので、初学者が環境構築について悩まずにコードを書いたらすぐに動く、Jupyter Notebookで対話的プログラミングも手軽にできる、といったところに魅力があります。サーバーサイドのプログラミングをしたい場合は余計なものもたくさんインストールされると感じるかもしれませんが、そういったところは次のステップだと考えています。もちろん、IDEと連携させて開発をしたい、といったときに少し戸惑うかもしれませんが、そのときは無効化すればいいだけなので、インストールして困ることもないでしょう。

Visual Studio Codeは以前から利用していたのですが、最近はGUIテキストエディタとしてよく利用するアプリとなっていて、UbuntuならPlumaとVisual Studio Codeの両方をインストールして使っています。Chromebookではまだ使っていないのですが、オンラインで使う方法もあるようですね。リモート開発も便利ですし、ターミナルとの連携、Git機能の利用が手軽にできる、といったところが気に入っています。

Eclipse, NetBeans, IntelliJ IDEA/PyCharm あたりも便利ですから、適材適所で利用していきたいところです。

さて、他の特集も読み応えがあります。Windows 7マシンは意外とまだ残っていたりしますよね。Linuxマシンにすると結構快適に動作しますね。

  • 特集2 ラズパイ4のすべて
  • 特集3 捨てちゃダメ!Windows 7 >>> Linux OS換装テクニック
  • 特別付録 Linuxフリーソフト119本 使い方大事典

さて、いつものとおり、ラズパイ関連商品を紹介しておきます。こちらもラズパイ4版にアップデートが必要なのですが、まだできていません…。

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