「Raspberry Piのはじめ方」をいただきました。

編集部より「Raspberry Piのはじめ方 」をいただきました。ありがとうございます。ラズパイ4B対応が嬉しいですね!

自分が担当した記事が掲載されています。目次などはこちらをどうぞ。ざっと読んだので、簡単に紹介です。

「第1章 OSを起動してアプリをいじる」では使い方の基本が説明されています。はじめてラズパイを使う人向けにセットアップ方法が丁寧に説明されているので、安心ですね。

「第2章 今日から始めるラズパイ大活用」では、カメラを搭載したラズパイで「お手軽監視カメラ」を構築したり、省電力・超小型のブログサーバーとして活用したり、microSDカードを入れ替えて6種の面白OSを動かしてみたり。あと、クラウドサービス「Actcast」でラズパイを「50倍速」AIマシン化する方法の紹介もあります。ひと昔前だと、Linuxマシンサーバーを用意して試すような話だったのが、ラズパイというやすいデバイスを使うと、手軽にできてしまうというところが魅力ですよね。

「第3章 ゼロから分かる電子工作」は普通のLinuxマシンではなく、マイコンを使うことが多い電子回路を利用したプログラムの話になります。この章の、いくつかの項目について、記事を執筆させていただきました。

マイコンを使ったプログラミングは、プログラミング言語Cやアセンブリ言語が多いのですが、ラズパイならPythonで手軽に電子回路を使ったプログラミングの勉強ができます。i2c・SPIデバイス、電子回路の動作確認をラズパイでして、その後に、それらをマイコンと接続して開発をするといったことにも使えます。

こうすると何が良いかというと、デバイスや回路に問題がある心配がないので、マイコンのプログラム開発に集中できるようになるという点です。動作がうまくいかないときに、デバイスや回路の問題なのか、プログラムの問題なのか、判別が難しいときがあって、時間がかかることがあります。ですから、ハードウェアに問題ないことがわかると、ソフトウェア側に問題があるとわかって、原因解明が速くできるようになるのです。

最後に、マンガ「女子高生とラズベリーパイ」も6話を一気読みできます。第3章を読む前に、こちらを読んでユースケースのイメージを膨らませると楽しい気がします。マンガなので、クスクス笑えるオチもきちんと用意されています。自分は結構楽しく読ませてもらいました。

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