Phantom2へ自作カメラを搭載するなら日経Linux 2015年6月号に注目

編集部様より「日経Linux(リナックス) 2015年 6月号 」をいただきました。ありがとうございます。この号から、新連載を執筆させてもらっています。タイトルは「ドローンを改造して飛ばそう」です。できるだけ本体はそのままにして、自分にとって使いやすく用意した自作カメラを搭載するということで、色々と工夫しています。プロペラを増やすとか、モーターを増強するといった改造とはちがうので、その点は注意してください。

ということで、Phantom2へ自作カメラを搭載するなら日経Linux 2015年6月号に注目してもらえると、嬉しいです。今回は準備編なので、ドローンの解説、Phantom2 Vision+の性能の紹介、自作カメラ用の回路の紹介といった内容になります。写真では実際に作成したカメラを搭載して飛行させているPhantom2 Vision+を掲載しているので、できる人はプログラムとケースの自作をすればできてしまうはずです。連載記事の方では次回プログラムとケース作成について解説をする予定です。

Phantom2のような飛行型ドローンは、別途物を搭載したりすると飛行に影響が出ます。プロペラからの風を邪魔したり、重心が大きくずれたりすると、不安定な飛行の原因となってしまいます。そうならないように気をつけながら搭載する必要があります。

ところで、Phantom2は非常に安定して飛行するので、初心者でも手軽に扱えるのが人気の理由のひとつです。高価ですが、誰かにラジコン飛行機で空撮をしてもらうことを考えると、自分で好きなように空撮ができるので、お得な気さえしてきます。ただ、手軽さゆえに、師匠となるような人がいないところから始めることもできてしまい、最近よく報道されている事故にもつながっているようです。

あまり無茶な飛行はさせずに、墜落させても他人に迷惑がかからないような場所で、十分訓練を積んでから、空撮を楽しむようにしましょう。

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