タイトルにあるように、ownCloudを7.0.3から8系へアップデートしたところ、カレンダーが使えなくなっていてあせりました。コンタクトも同様になくなってました。
調べたところ、すでにカレンダーは同梱されていないということで、「https://github.com/owncloud/calendar/」から入手しました。今回は「owncloud/calendar at v8.0.3」を使ってみました。
普通にWeb画面からインストールしようとすると info.xml ファイルが見つからないという、エラーになってインストールができませんでした。プラグインには info.xml が含まれているように見えるのですが…。下記では、CentOS6上で、${OWN_CLOUD_HOME}にowncloudをインストールしてあるとしています。
$ unzip calendar-8.0.3.zip $ sudo mv calendar-8.0.3 ${OWN_CLOUD_HOME}/apps/calendar $ cd ${OWN_CLOUD_HOME}/apps/ $ sudo chown -R apache:apache${OWN_CLOUD_HOME}/apps/calendar/ $ sudo chcon -R system_u:object_r:httpd_sys_rw_content_t:s0 ${OWN_CLOUD_HOME}/apps/calendar/
仕方ないので、調べてみたところ、MySQLで下記を実行すると有効化ができるようなので、そうしてみました。とりあえず手元では、これで動いています。なお、ここではowncloudというデータベースを使っているとします。
mysql -u root owncloud mysql> update oc_appconfig set configvalue='yes' where appid='calendar' and configkey='enabled';
きちんとインストールできる環境が用意できたら、ここからカレンダーをエクスポートして移行すればいいだろうと考えています。
ownCloudはあまり資料がないのですね。CentOS6だとパッケージ版があるので、そちらを使うのがいいのかもしれません。CentOS6についての知識がないと対応は難しそうですが。