Raspberry Pi で電子工作を楽しもう

編集部様より日経Linux 2014年11月号をいただきました。ありがとうございます!

今回は特集の「楽しい電子工作」に含まれるステップ50の記事を手伝わせていただきました。50個のステップを一通りこなせば、色々なセンサーの使い方やRaspberry Piの利用方法が理解できるはずです。1ステップの説明にページ半分の割当となりますから、ちょっと説明が足りないと感じるものもあるかもしれませんが、どれもできるだけ簡単に試してみることができるようになっていますから、是非挑戦してみてください。

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自分が担当したステップに出てくる回路を、基板へ実装してみたり、ブレッドボードへ一式接続してみました。model B+だと全部いけそうなのですが、model Bだと7セグメントLEDが同時には使えません。ここでは、ブレッドボード上で基板を抜き差しするだけで、簡単に切り替えができるようにしています。スイッチなどをいれて、基板上で切り替えるようにすることもできるはずです。

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I2CやSPIのものはブレッドボードで動かしています。基板につけてしまうよりは、そっちの方が部品を簡単に変えることができて便利だからです。

作成した基板はピンをだしてあるので、ブレッドボードを使って他の回路と連携させることもできます。こういう実験用回路を作っておくと、似たような回路を使って動作確認をしたいときに便利なので、はんだづけをしてみてもいいな、と思っていたら、是非挑戦してみてください。どういう実装にするかを考えていると、すぐに時間が経ってしまいますが、楽しめるはずです。

さて、日経Linuxの話に戻しましょう。今回の号は写真にあるように、シス管系女子Season2のまとめ読みもできます。また、一部で話題のハルロックも登場しています。

Linuxベストソフト30もうれしい内容ですし、Linuxで基礎からわかるCG講座も読み応えがあります。Blendarも紹介されていました。

意外と「Raspberry Piで始めるモノ作り超入門 シーズン2」も新鮮な内容で勉強になります。紹介されている装置が少し高めですが、本格的にRaspberry Piで電子回路を使っていく場合は、この連載はためになります。しかし、アナライザーネタが出てくるとは思ってませんでした…

もうひとつ、渋いところですが、まつもとゆきひろ氏のプログラミング言語設計の話も見逃せません。

2014年11月号は充実した内容で、かなりお得です。是非読んでみてください。

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