Raspberry Piで使えるREST APIをRubyで実装してみよう

日経Linux編集部より2014年10月号をいただきました。ありがとうございます!。
連載も最終回となりまして、今回はRaspberry Piで使えるREST APIをRubyで実装してみるという内容で執筆をしました。簡単に実装できるものしか紹介していないので、プログラミングはまだよくわからないという人でもチャレンジしてもらいたいですね。
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例のごとく、Rubyからシェルの機能を呼び出す方法や、GPIOの仮想ファイルを利用するという基本的な方法から解説しています。Bundlerを使って開発環境も構築しているので簡単です。「Gadgetoid/WiringPi2-Ruby · GitHub」というライブラリも紹介しています。Webアプリの実装にはSinatraというフレームワークを使いました。Rubyを使ったことがないと難しく感じるところもあるかもしれませんが、コードはできるだけ少なくして、とにかく動かしてみるということに重点をおいてあります。

Raspberry Piを使うにあたって、色々なプログラミング言語を学ぶ良い機会としてもらえればと思い、連載では色々なプログラミング言語を使った実装を紹介してきました。どのプログラミング言語でも「ライブラリがあるかチェックして、なければOSの機能を使って実装すればいい」ということが連載を通して伝えることができたらいいな、と思っていました。Raspberry Piはmodel B+も発売されて、ますます人気が出てきているようなので、これからも注目していきたいところです。

さて、他には、目につくのがRedHat Enterprise Linux 7の特別付録がついている点です。これはまとまった資料で、気になるところを手軽にチェックできるので、非常にありがたいものです。Dockerのことも記載されてました。まだきちんと読めていませんが、早々にチェックしたいと考えています。

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