Raspberry Pi で何ができるの?

世の中ではRaspberry Piが人気のようですね。日経Linuxでは連載がある中、特集でも取り上げています。

Raspberry Pi超入門
Raspberry Piの基本は教育用PCなわけですが、省電力サーバとして使ってみたり、デジタルセンサーをつなげて使ってみたり、することができます。もちろん、自律型ロボットのエンジンとしても使えますが、今回の特集は、先ほどの3つの用途について説明をしてありました。

Raspberry Piは本体はコンパクトといいつつ、PCとして使うにはセルフパワーのUSB、キーボード、マウス、ACアダプタ、HDMIケーブル、LANケーブルと、結構いろいろつなげる必要があって、そこそこにかさばります。ということで、省電力サーバとして一番使い道があるのではないかと思っているのですが、どうでしょう。そんな中、この特集では25種類ものフリーソフトが紹介されているので、胸が熱くなります。まだ詳しくは試していませんが、楽しそうですね。

手元にはRaspberry Piが1台あるのですが、Minecraft Piで遊ぶためのPCとなってしまっている感じがあるので、省電力サーバ用にもう一台購入しようかなぁ、と思ってみたりもしています。次世代のRaspberry Piが出るまで待ってもいいですが…

連載「Raspberry Piで始めるモノ作り超入門」
連載「Raspberry Piで始めるモノ作り超入門」は、回路図を書くところの説明が多くて、一見するとFritzingの説明の方が実際のところは多いので、タイトルにFritzingを入れてあった方が良かったかもしれませんね… Raspberry PiやArduinoのようなセンサーを手軽につけることができるコンピュータを使い始めると、どのようにPCで設計をするか、というのが出てきます。Fritzingは設計時に非常にお世話になるものなのですが、あまり日本語での解説がないような気がするので、この連載は参考になります。ということで、楽しく読んでいたりします。先生と生徒の対話形式で話が進むので、このあたりの説明方式は人によっては好き嫌いがありそうですね。

他の注目記事
Raspberry Piの話ではありませんが、せっかくなので日経Linux 2014年4月号についても少し紹介しておきます。

他の特集には、Linuxデビューを後押しする、「楽しく使い倒しLinuxステップ100」があります。初心者はUbuntuから始めて、CentOSのインストールあたりで中級になるようです。カーネル、ログ、セキュリティ対応といったあたりは上級の方に入っているみたいですね。1日3ステップぐらい進めれば、1ヶ月で100ステップをクリアできますから、チャレンジしてみるといいかもしれません。後半になると1日3ステップはつらいかもしれないですけど…

忘れてはいけないのが、まつもとゆきひろ氏の「作りながら学ぶプログラミング言語」の連載がスタートしています。一度は学びたい「プログラミング言語の設計から実装」。限られた紙面の中で、どこまで解説してもらえるかわかりませんが、期待度大です。

ということで、今月号も楽しそうな記事がたくさんあって、読み切れるか心配です。

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