ラズパイのイメージファイルをLinuxでマウントして使えるようにする方法

ラズパイのイメージファイルをLinuxでマウントして確認をしたいときはありませんか? バックアップしたイメージファイルの内容を見たいといったことも多いはずです。そんなときは、kpartxコマンドを使いましょう。

デバイス登録とマウントをするには、次のようにします。通常は、/dev/loop0 が使われるはずですが、環境によっては、0は1や2になるかもしれません。kpartx -l で追加されたデバイスが表示できるはずなので、それで確認をしてから、マウントすれば良いでしょう。

$ sudo kpartx -a 2015-11-21-raspbian-jessie.img 
$ sudo mount /dev/mapper/loop0p2 /mnt

マウントしたファイルシステムの内容を確認するには、/mnt の下にあるファイルを見ます。Raspbianの「/etc/modules」は、この場合だと「/mnt/etc/modules」というファイル名で参照できます。

$ cat /mnt/etc/modules

確認し終わったら、アンマウントとデバイス解除を次のようにします。

$ sudo umount /mnt
$ sudo kpartx -d 2015-11-21-raspbian-jessie.img

Raspbianをラズパイから起動して確認するのは、そこそこ手間なので、こういった方法を知っておくと役に立つはずです。

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