Dart Editor が使いやすくなっている

Dart Editor をダウンロードすると dart sdk や Dartium が同梱されています。残念ながらWindows版にはDartiumは同梱されていないようです。使い方がちょっと変更されているようです。

まず、ウィザードを使ってWebアプリケーションを作成すると、生成された単純なプログラムでは、Dartプログラムを前提としたHTMLが生成されています。それをそのままChromeで開くと、dartプログラムが動作します。詳しくは調べていませんが、http://dart.googlecode.com/svn/branches/bleeding_edge/dart/client/dart.js がDartプログラムをそのまま実行するようになっているのでしょう。

また、Dart Editor では、Dartiumがデフォルトブラウザになっているので、もし変更したいのであれば、[Tools]-[Manage Launches] で、新規作成からデフォルトWebブラウザを使用するランチャを作成して対応する必要があります。

なんらかの理由(たとえば、dart.jsがsvnのbranchesから取得したプログラムは将来使えなくなったら困るので、できるだけ独立させて動作するようにしておきたい、とか)で、JavaScript版で用意したい場合は、下記を書き換える必要があります。

    <script type="application/dart" src="hi.dart"></script>
    <script src="http://dart.googlecode.com/svn/branches/bleeding_edge/dart/client/dart.js"></script>

次のようにJavaScript版を使うように指定します。

    <script type="text/javascript" src="hi.dart.js"></script>
</script>

この場合はJavaScriptのコードが必要になりますから、DartプログラムをJavaScriptへコンパイルします。生成するには、[Tools]-[Generate JavaScript]を指定します。

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