デザインのテンプレート本は参考のために購入しよう

CSS+HTML Webレイアウト 3rd すぐに使えるアートワーク」を眺めています。こういったデザインのテンプレートは、参考のためにたまに購入して眺めてみるのですが、なかなか実際のデザインでは使えないことが多い気がしています。

いろいろなデザインについて、こういうときにはこうする、こういうパーツをおく、といった理論と結びついていると、再利用性が高まるのだと思いますが、なかなかそういう良書に出会うことはありません。ということで、こういう書籍を購入するときには、そのまま使えることに対しては、それほど期待をせずに見ることにしています。どちらかというと、デザインの大枠の雛形のカタログとして手元においておき、たまに眺めながら参考にして、新しいデザインを考える際の参考とする程度です。

本書を手に取った理由は、画像を置き換えれば、商用利用可能のコードだということで、ライセンスについて気にする必要がない点が気に入ったからです。Amazonでの評価はあまりよろしくないようですが、PC用25種類+スマートフォン用25種類のテンプレートを自由に使える権利が手に入るのですから、それで良いと思ったら購入すると良いでしょう。

HTML+CSSを知らない人は、この書籍で勉強するのは間違いなので、リファレンス本やステップを踏みながらの学習書を購入しましょう。HTML+CSSをある程度知っているけどデザインを自分からできるところまでいってなくて、雛形のデザインから改良してオリジナルのものにしたいという人には役に立つはずです。画像を変更するだけでも、サイトのイメージは大きく変わりますから、デザイン上は画像だけ差し替えて、テキスト部分はもちろんオリジナルとすれば、完全な素人が作るよりは良いものになります。

ちなみに、Movable Type や WordPress のテンプレート本とはちがってMTのタグやらPHPやらは知らなくても良いです。HTML, CSSを知っていれば大丈夫です。

ということで、ファイルをCD-ROMからPCへコピーして、いつでも参照できるようにしました。他にもいくつかテンプレート本はあるので、これを機会にまとめておきたいところです。

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