BeagleBone Black で遊ぶには

手のひらサイズのパソコンとしてBeagleBone Blackが注目を浴びています。さっそく入手をして遊んでみました。

Windowsマシンがあれば本体だけ入手してUSB接続をさせてBeagleBone Black で遊ぶこともできます。ただ、あまりLinuxに詳しくない人からすると難易度が高めになるかと思います。Linuxサーバを使っている人からすると、SSHで接続できて、LANがつながりさえすれば、なんとでもなるでしょう。

ただ、組み込み系についてもある程度知らないと、USB接続でのSSH接続のところや、microSDでのカーネルイメージアップデートや、FT232RLのUSB-シリアル変換を使ったブートローダの書き込みなどでつまずくかもしれません。

まぁ、microSDブートのUbuntuとして動かせるらしいので、なんとでもなりますが。とはいえ、単体で動かすことができるので、普通のPCっぽく使ってみたいというときには、周辺機器も用意すると良いでしょう。全部購入をすると、結構な金額になりますが…

物だけあってもわからないので、書籍も購入しました。とりあえず目についたものを購入しています。

BeagleBone Blackについては、実は下記の雑誌で知ったので、Raspberry Piなども気になる人は先に雑誌を読んでみるのが良いかもしれません。

それで、購入してから気がついたのですが、本体だけでなく周辺機器もあった方がいろいろと楽しくつかえるようです。書籍で紹介されているものを参考にしながら、Amazonや秋月電子で購入できるものを一覧にしてみました。参考になる書籍も紹介しておきますが、自分にあったものを選ぶといいでしょう。一覧にはないですがUSBキーボードやUSBマウスも必要です。本体はAmazonでも購入できるようですが、秋月電子で購入した方が安いかもしれません。4600円程度でしょうか。

microSDは最低4GBのもので良いので、一緒に用意しておきましょう。大きい容量である分には良いようなので、ここでは8GBのものを紹介しています。TechShareさんのサイトを見ると、BeagleBone Blackではclass10のものでないと使えない模様なのでclass4の安い物は避けた方が無難です。SDカードの大容量のものが良ければ下記などがあります。

なお、最初にアップデートイメージを書き込んでバージョンアップしないとSSH接続ができなくてはまるかもしれません。普通のPCとして使っている場合は、SSHまわりについてBeagleBone Blackのログなどで少し調べれば、何が問題かわかるので解決できるはずです。

HDMI変換アダプタは本体に接続するときにUSBと干渉しないものを選んだ方が良いでしょう。自分は地元の家電屋で購入したのでELECOMのものにしましたが、Amazonなら下記でも良いでしょう。

BeagleBoard BlackはシリアルデバッグポートにFTDI社製のUSBシリアル変換ケーブルTTL-232R-3V3というものをつなげて起動の設定を変更できます。秋月電子で購入できます。

たぶん、下記とUSBケーブルを使えば同等のことができるはずです。3.3V用FTDIブレイクアウトを使用する必要があるので5Vのものと間違えないようにしましょう。AmazonでFT232RLで検索すると下記が出てくるので、これを購入しておけばいいのだと思います。

一応、「Twitter / masaki2115: BeagleBone Blackと秋月電子のFT232RLは …」とやっている人がいるので、いけるはずです。無理をしないで秋月電子で購入でも良いと思いますが…

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