Veeweeいいよ! FuelPHPも面白そうだね!

2013-11-09 NSEG勉強会(第45回勉強会 – 長野ソフトウェア技術者グループ NSEG)に参加してきました。

Veeweeの話
VeeweeについてNSEGで発表をしました。前半は「veeweeでvagrant boxをつくろう | hiro345」の内容です。後半は、ブログのアーカイブにいくつかネタがありますが、それを使ってスクリプトを用意して、環境構築に利用しています。

NetBeansやCakePHPの話もしたかったところですが、話が分散しすぎてもいけないので、15分でCakePHPが動く環境をVeeweeとVagrantで用意する方法い絞りました。先日公開したVagrant Boxのubuntu12_wp.box(UbuntuにWordPressの環境を用意したVagrant Box | hiro345)はVagrantが提供しているBoxから作成をしたのですが、日本語環境化がうまくできなかったので、日本語版のBoxを用意した方がいいかなぁ、と思って調べていたところ、これを使えばよいということだったので、使ってみたのでした。

今回は、VirtualBoxの設定とCentOSのネットワーク設定回りで少しはまりましたが、欲しい環境が無事に構築できました。環境構築にたどり着くまでには、何度も再構築をしたり、とりあえずできたところまでのBox化というのをしたり、それなりに手間はかかりましたが、満足です。

いまのところ、VirtualBoxのクリップボードの設定を有効にする指定方法をまだ調べていないので、また調べてみようと考えています。

また、初期化スクリプトまわりについて、いくつかアドバイスをもらいました。パイプライン経由でbashへ渡す方法を@tmtmsさんに教えてもらったので、やってみようと思います。みなさん、コメントいただき、ありがとうございます。

こういう環境をたくさん用意する必要がある開発者というのはあまりいないかもしれませんが、いろいろ試してみたいと思っている人というのはある程度の人数はいるはずなので、ニーズはあるはずです。これからVeeweeもVagrantもどんどん注目されるようになるでしょう。

FuelPHPの話
@suno88さんがNetBeansとFuelPHPについて発表されていて興味を持ちました。FuelPHPは10日もあればものにできるということだったので、ちょっと試してみようかと思い、インストールしてみました。クイックスタートでは、sudo権限が必要なようだったので、さっそく用意したCakePHPが動く環境へインストールしてみました。既存の環境ではなく、ほぼ初期状態の環境へインストールすると、はまりどころが少なくなるのでいいですよね。

FuelPHPはCodeIgniter(日本CodeIgniterユーザ会)から派生したらしいのですが、
とにかく簡単だということで、中小規模の開発には適しているとのこと。自分はPHPのフレームワークとしては、とりあえずCakePHP2とSymfonyを少し知っている程度なので、それらと比べてみたい気持ちはあります。

@suno88さんによると、途中でv1.6からv1.7にあがったので開発しているプロダクトでも追随をしてみたところ、それほど大きな影響はなく、問題がおきたところも、FuelPHPを推している開発者に教えてもらえたそうです。

PHP以外の話もたくさんありました。どれも興味深く聞かせてもらい、今日も有意義な勉強会になりました。発表者の皆さん、運用関係の皆さん、ありがとうございました。

PHPのフレームワークについてはいろいろ書籍がありますね。「効率的なWebアプリケーションの作り方」ではsymfony2について説明されています。パーフェクトPHPはフレームワークの基本が説明されているので、これを読んでから他のフレームワークを見ると良いのではないかと個人的には思っています。

追記:資料はSlideShareへおきました。(WordPress)

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