Cloud9 IDEをインストールして使ってみた

node.jsをnvmでインストール | hiro345」でnode.jsをインストールしたので、Cloud9 IDEをインストールしてみました。ajaxorg/cloud9 · GitHubで開発されています。

最初に$HOME/applicationsを用意してあるとします。たったこれだけでCloud9 IDEが使えるようになります。node.jsは0.8.25が安定するようだったので、これにしました。0.10や0.9でもバージョンによっては動くのかもしれませんが、手元ではエラーになって動きませんでした。

$ nvm install 0.8.25
$ cd $HOME/applications/
$ git clone git://github.com/ajaxorg/cloud9.git
$ cd cloud9/
$ npm install

cloud9.shで起動をすると、下記のようにポート番号が表示されるので、Webブラウザでアクセスします。この場合はhttp://localhost:3131になります。

$ ./bin/cloud9.sh 
略
IDE server initialized. Listening on localhost:3131

下記のようなプログラムを作成して、hello.jsという名前で保存しました。

var http = require('http');
var server = http.createServer(function(req, res){
  res.write('Hello');
  res.end();
});
server.listen(8080);

Cloud9 IDE上のRunボタンで実行したら、Webブラウザでhttp://localhost/8080 にアクセスすると、Helloという文字が表示されます。

起動時にバインドするホスト名とポートを指定することができます。0.0.0.0はマシンのIPアドレス(192.168.1.100など)にしてもいいでしょう。

$ ./bin/cloud9.sh -l 0.0.0.0 -p 3000 

上記のようにするとIPアドレスとポート番号がわかると誰でもアクセスできてしまうので、下記のようにして認証を有効にすることもできます。ここでは、ideuserというアカウントで、パスワードはidepasswordと指定してあります。

$ ./bin/cloud9.sh -l 0.0.0.0 -p 3000 --username ideuser --password idepassword

ワークスペースを指定したい場合は次のように起動すればいいようです。$HOME/workspace/cloud9ideはあらかじめ作成しておきます。

$ ./bin/cloud9.sh -w $HOME/workspace/cloud9ide
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