開発者のためのChromeガイドブックを眺めてみた

開発者のためのChromeガイドブックをざっくりとななめ読みをしてみました。いまやアプリと言えばWebアプリも普通に含まれる時代になってきている中、Webアプリのプラットフォームを目指して開発が進んでいるGoogle Chromeを使わずに開発をするということは考えられません。

もちろん、Mozilla Firefoxも必要ですし、Microsoft Internet Explorerも必要でしょう。必要に応じて利用するWebブラウザも選ぶ時代がやってきています。ちなみに個人的にはLinux, MacOS X, Windowsを必要に応じて連携させながら使っているのですが、大体WebブラウザはFirefoxをメインに使って、Google系のサービスやツールを使いたいときにはChromeを使っていたりします。ですから、Chromeももっと使いこなせるようになりたいと常々考えています。

本書ではChrome API、Chrome ウェブストア、デベロッパーツールについての解説があります。ChromeがWebアプリのプラットフォームであることを理解するにはChrome APIの章を読むと良いでしょう。開発したソフトウェアの配布や販売について理解するには、Chromeウェブストアの章を読むと良いでしょう。開発での利用方法について知りたいなら、デベロッパーツールの章を読むと良いでしょう。

まだChromeウェブストアの章は読んでいませんが、全体的にわかりやすい文章で丁寧に説明がされている印象です。デベロッパーツールの章に書いてある内容も整理されているため全体像が把握しやすくて良さそうです。ポイントとなる操作の画面キャプチャもあるのでわかりやすいですね。

Chrome用のプラグインやWebアプリを作成してみたいという開発者向けの良書だという感想を持ちました。

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