Haskellをソースコードからインストールするのは大変そう…

Haskellの実行環境については、下記のように用意するのが良さそうです。どうやら、ディストリのパッケージにあるghcは古過ぎるみたいです。ubuntuでも同様でパッケージからインストールするのではなく、haskell platformからインストールするのが良いそうです。まぁ、新しく勉強するプログラミング言語の場合は、最新の安定版を使いたくなりますよね。とはいえ、本当は使う参考書のバージョンにあわせた方がはまらずにすみますが。

ソースコードからインストールする場合は、ざっとみた感じでは下記の手順が必要なようです。configure, make, make install するだけなので、それほど難しくはないはずですが、時間がかかるようなので止めました…

  1. The Glasgow Haskell CompilerからGHC 7.4.2のソースを入手してインストール
  2. http://www.haskell.org/platformからhaskell-platform-2012.4.0.0.tar.gz を入手してインストール

CentOS6でのインストール手順は下記の通り。

$ mkdir -p $HOME/applications/haskell/src
$ cd $HOME/applications/haskell/src
$ wget http://lambda.haskell.org/platform/download/2012.4.0.0/haskell-platform-2012.4.0.0.tar.gz
$ wget http://www.haskell.org/ghc/dist/7.4.2/ghc-7.4.2-x86_64-unknown-linux.tar.bz2
$ tar xf haskell-platform-2012.4.0.0.tar.gz
$ tar xf $HOME/download/ghc-7.4.2-x86_64-unknown-linux.tar.bz2 
$ cd $HOME/applications/haskell/src/ghc-7.4.2/
$ ./configure --prefix=$HOME/applications/haskell/ghc-7.4.2
$ make install
$ cd $HOME/applications/haskell/src/haskell-platform-2012.4.0.0/
$ PATH=$HOME/applications/haskell/ghc-7.4.2/bin:$PATH ./configure --prefix=$HOME/applications/haskell/haskell-platform
$ make
$ make install

下記を .bash_profile などへ追加しておきましょう。

export PATH=$HOME/applications/haskell/gch-7.4.2/bin:$HOME/applications/haskell/haskell-platform/bin:$PATH

ということで、インストールできますが、やっぱり以前書いた下記の方法の方が楽なようです。

Haskellを勉強するなら、まずはGHCをインストール | hiro345

なんでHaskellの記事を書いたかというと、関数型プログラミングを勉強するのにはやっぱりHaskellかなぁ、と思っていて、以前読んだWEB+DB PRESS Vol.67を久しぶりにめくってみたところ、やっぱりCSVパーサとかは例題としていいのかなぁ、と思っていたりして、その関係です…

CSVは「RFC4180」で定義されていて、日本語訳が「CSVファイルの一般的書式 (RFC4180 日本語訳) – アルプス登山の玄関口・笠井家」にあります。

Haskellのサンプルは「サポートページ:WEB+DB PRESS Vol.67|gihyo.jp … 技術評論社」からダウンロードできるので、興味のある人は書籍と一緒に読んでみると良いでしょう。

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