今月の「日経-Linux-リナックス-2010年-08月号」はなかなか激しい内容です。【特集】が「Android携帯を改造する」という内容で、Linuxと連携させたり、ルート取りや、OS入れ替えなどをしている。ご存知のとおり、AndroidはLinuxベースなので、本書曰く「Linuxユーザーなら、 Linuxディストリビューションの1つといえるAndroidをいろいろいじって楽しめる」ということなのですが、ここまでやりますかね。もちろん、iPhoneユーザはこういうことはできないわけです(最近の話題に「『iPhone』ロック解除等が合法に:米当局判断 | WIRED VISION」のようなものはありましたが)から、遊び好きなLinuxユーザにとっては、Android搭載の携帯電話の方が魅力的に見えるはずです。
具体的には、NTTドコモの「Xperia」でLinuxと連携できるソフトを活用する、ネットブックやPC用仮想化ソフト上にAndroidを搭載して活用する、 ソフトバンクモバイルの「HTC Desire」でroot権限を取って改造する、Googleの 「Nexus One」にUbuntuを導入する、といった内容なので、実際に試してみるには、該当する端末を持っていないといけなかったりするので、ちょっと敷居が高い感じがありますが、試せなくても記事を読むだけでもわくわくします。
個人的には、Android携帯をうまく活用できていないので、さっさと活用できる環境を用意したいということで、ごにょごにょとやっています。Googleのサービスへの依存度が非常に高くなる点がネックで、これまでほとんど依存していなかったため、Googleのサービスをうまく利用する環境の構築からやっているため時間がかかっています。ちゃちゃっとやってしまいたいのですが… 実際には、ぼちぼちやりますか、という状態ですね。
いずれにせよ、日経-Linux-リナックス-2010年-08月号は結構面白い内容です。Android & Linuxユーザは思わず読みたくなるはずなので、紹介しておきます。
関連書籍:
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