夏休みの自由工作にRaspberry Piを使いたいときに揃えたい参考書

夏休みの自由工作にRaspberry Piを使いたいという子供もいそうですね。電子工作マガジンにはさすがにRaspberry Piは紹介されていませんでしたが、Arduinoはありました。どのあたりに個性を出すかで変わって来ますが、工作をして動くものを作るというのは楽しいので思わずいろいろやってみたくなってしまいます。

書店で下記が気になったので購入して読んでみました。

いろいろなアイデアがあって面白いです。市販のキットが紹介されていますが、このマガジンを読んでいる層なら自分で作ってしまえるのではないかと思いつつ、きれいな見た目のものを完成させるには市販キットがやっぱり楽だからニーズがあるんだろうなぁとも思いました。

Arduinoだとプログラミング言語C を使うことになるので、ちょっと大変な感じがありますが、Raspberry Piなら、いろいろなプログラミング言語を選択できます。Raspberry Piはアナログセンサーを直接は使えませんが、手軽にできることはRaspberry Piの方が多いので、順番としてはRaspberry Piの方を先にさわる方が子供には良い気がします。

「Raspberry Piをはじめよう」は、高校生ぐらいなら読める気がしますが、小中学生には少し難しいかもしれません。独学は大変なので、大人が一緒にみてあげるときに、大人が理解するための参考書に良いでしょう。

「Raspberry Piではじめる どきどきプログラミング」は、小学生を対象にしているので、独学書として使えますが、工作の話は最後の方に出てくるだけで、プログラミングの話が中心になります。子供にとってはボリュームがそこそこあるので、読みきれるように手伝ってあげる必要はあります。

「小学生からはじめるわくわくプログラミング」はScratchの解説本です。Raspberry PiはすぐにScratchが使えるようになっているので、工作よりプログラミングに興味を持っているのなら、こちらも一緒に用意してあげれば良いでしょう。

電子工作では電子部品や回路についての基礎知識が必要になります。もちろん、小学生レベルの知識でも良いのですが、購入したパーツの回路図を理解したりするには、LEDやコンデンサなどについても知っておいた方がいいでしょう。下記のような書籍を購入して勉強をしてみるのが良いでしょう。

Raspberry Piで出来ることに何があるかを知るには、例えば下記のムックも良いでしょう。掲載されている記事は、大人向けの内容なので、そこそこ難しいものですが、自由工作のヒントになるでしょう。

Raspberry PiではなくてArduinoを使ってみたいときは、下記が参考になります。こちらも子供向けではないので、子供と一緒にArduinoで工作をしてみようという大人が勉強するのに良いというものです。こちらを勉強すると、いろいろなセンサーについて理解できるはずなので、応用すれば、Raspberry Piで同じようなこともできるようになるはずです。

電子部品購入にあたっては「Arduino, BeagleBone Black, Raspberry Pi で使えそうな電子部品 | hiro345」なども参考にしてください。

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