OpenShift Originを使ってDevOps時代を感じよう

DevOps時代のJavaプログラマのためのオープンクラウド入門(1):“使用”より“構築”で学ぶオープンPaaS「OpenShift」 (1/5) – @IT」を執筆しました。2013年4月25日に公開されました。

JavaプログラマだとOSの違いをあまり意識することなく開発をすることができるため、「Windowsを使って開発をして、Linuxでサービスを提供する」といったことが簡単にできました。そういう意味では、運用環境のLinuxについて知らなくてもJavaプログラムを開発することができたので、開発者にとって入門時の敷居は低かったと言えます。

しかし、これからくるであろう DevOps 時代では、プラットフォームに関しての深い知識を持つことは重要になります。もちろん「プラットフォームについてはクラウドサービスに任せて、サービス開発に集中する」という従来どおりのスタンスでいくこともできます。ただし、そちらのライトウェイトな方は競争が激化するため「新しいアイデアをいかに実現できるレベルで実装できるか」という能力が問われることになるでしょう。そのとき、クラウド側の実装知識がどれくらいあるかで、実現できるレベルというのが変わってくるはずです。既存の技術レベルで実装をするのか、一歩進んだ技術レベルで実装をするのか、その差を埋めるのがプラットフォーム技術への理解となるのです。

「運用をしないから運用技術については知らなくてもいい」という技術者は、いろいろな新しい技術を率先して採用することはできないでしょう。基礎技術を理解できていないと、リスク判断ができなくなるからです。幸い、今の時代はオープンソースによる実装が増えているので、何か知りたいことがあると調べればわかることが多くなっています。OpenShift Originのような環境は一度手元で構築しておくと重宝するはずです。日本語の資料はそれほど多くありませんから、ぜひ記事を読んで使って見てください。どんな技術を使っているのか知ることができて楽しいですよ!

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