2TBを越えるDiskにはpartedを使う

2TBを越えるDiskにはpartedを使います。

簡単な使い方を次に示します。開始の2048sは、2048セクタから開始ということです。GUIDだと最初の領域をあけておく必要があるようなので、2048sを指定しています。0%と指定しても良いようです。-1s は、最後まで使うということです。サイズを指定したい場合は、例えば、1000GB と指定しても大丈夫です。

# parted /dev/sdc
(parted) mklabel gpt
(parted) mkpart
パーティションの名前?  []? DISK1TB
ファイルシステムの種類?  [ext2]? ext4
開始? 2048s
終了? -1s
警告: 2048s から 1953525167s までのパーティションを指定されました。
可能な中で最も近いものは 2048s から 1953525134s になります。
それでもかまいませんか?
はい(Y)/Yes/いいえ(N)/No? Y

(parted) unit s
(parted) print
モデル: ATA WDC WD10EARS-22Y (scsi)
ディスク /dev/sdc: 1953525168s
セクタサイズ (論理/物理): 512B/4096B
パーティションテーブル: gpt

番号  開始   終了         サイズ       ファイルシステム  名前     フラグ
 1    2048s  1953525134s  1953523087s                    DISK1TB

作ったパーティションをbootパーティションにしたい場合は次のような感じで指定します。1は番号です。

set 1 boot on

作ったパーティションをLVMパーティションにしたい場合は次のような感じで指定します。3は番号です。

set 3 lvm on

パーティションを作った後は、ディスクユーティリティやmkfsなどでフォーマットが必要です。

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