「Play Framework 2徹底入門」を読み始めてみている

Play Framework 2徹底入門 」を読み始めてみています。「「関数型オブジェクト指向AI プログラミング -Scala による人工知能の実装-」を読み始めてみた | hiro345」と並行してなので、どちらかに絞ったほうが良いところなのですが…

こちらもScala入門が付録についていて、ざっとやってみました。簡潔にScalaの機能が紹介されていて、本当に入門という感じです。「関数型オブジェクト指向AI プログラミング -Scala による人工知能の実装-」は関数型プログラミングで必要な文法事項に絞って説明されているのに対して、こちらはJavaプログラマ向けを意識していて、たぶんViewテンプレートで必要になる文法事項に絞って説明しているのだと思います。どちらにせよ、Scalaの文法説明としては入門なので、詳しくはないのですが、ざっくりScalaプログラムを知るには良さそうです。

Play Frameworkは最新版だとTypesafe Activatorを使って開発をするようになっているので、書籍に書いてある方法だと古いのですが、Playの古いバージョンをダウンロードしてインストールすれば大丈夫なようです。

Play Frameworkは仕組み、Scalaの文法、Javaの文法といったものを理解する必要があり、覚えるのが大変なイメージがあります。Java版よりScala版のニーズの方が高い気がするのですが、書籍はJava版がメインなので、Javaを知っている人でないとつらいでしょうね。

1章を眺めた感じでは、Scalaの機能をうまいこと使っているのだろうなぁ、という書き方があったりして、解説も頑張っているのですけど、説明不足の感じもあるような、ないような、といった微妙な印象でした。とりあえずは、細かいところは気にしていると先に進まないので、読み飛ばしていくつもりです。

それより、Eclipse + Scala IDEの環境を用意したり、サンプルコードをどう管理して、作ったコードはどうバージョン管理へ入れておくか、といったところを考えないとなぁ、という感じです。サンプルコードはZIPで提供されていて、展開したら中身がまたZIPファイルだったので、さらに展開して、まるごと手元のGitリポジトリへ登録したのですが、それを参考にして自分で試作したものも何らかの形でバージョン管理していきたいと考えています。それで、Eclipseプロジェクト単位でリポジトリへ登録するのは無駄な感じがしています。アプリが変わるので、仕方ないのかもしれませんが。とりあえず、章ごとにブランチを用意して、同じ章で修正を加えていく分についてはタグをつけて記録していくというのがいいかなぁ、と漠然と思っているところ。

そういう意味では、最近の開発ではGitなどが標準になってきてますから、解説本もそういったものを使う前提とした方が評価は高くなるのでしょうかね。Gitを知らない人向けに説明をすると大変だから、Git前提での解説になって、そうすると敷居が高くなって逆に評価が下がるのですかね… そもそも書籍というのが厳しくて、オンラインラーニングの方が良いということになるのでしょうかね…

実際のところ、書籍だけ購入しても技術は身につかないので、開発環境の用意、時間の確保、といったことも必要です。本気で身につけたいなら、セットになったものを購入してやりきることが大切な気がしますよね。

なんてことを考えていると、書籍を読む時間がなくなってしまうので、ブログはこれぐらいにしておきます。ちなみに、Typesafe Activatorも同時にさわってみていて、あちらも面白いのですが調べることが増えてしまって、ますます時間が足りなくなるという… 集中してすすめるというのは、なかなか難しいですよね。

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