UEFI設定確認と内蔵ストレージのバックアップ – Intel N100 ミニ PC で構築する開発環境(1日目)

 ミニPC (CPU: Intel n100) を購入しました。Windows でも Ubuntu でも使えるようにして、SOHO 開発環境の構築を目指します(目次もあります。)。そのときの作業を簡単ながら記録しています。

 こういうのに興味がある人はいるのでしょうか。具体的な作業内容までは記載しませんが、キーワードは出していくので、それを使って ChatGPT などへ質問すると、答えを教えてくれるかもしれません。

 最初に、UEFI設定確認と内蔵ストレージのバックアップをしました。いろいろと作業をする前に、パソコンの設定確認とストレージのバックアップは基本中の基本でしょう。

Ubuntu インストール用 USB メモリ

最初に、ストレージのバックアップをするために、Ubuntu インストール用の USB メモリを用意しました。これを使うと、USB メモリから Ubuntu 試用版を起動することができるようになります。今回は Ubuntu 22.04 日本語 REMIX 版の ISO イメージから作成した Ubuntu インストール用の USB メモリを使いました。

UEFI 設定画面の確認

USB メモリからパソコンを起動する設定は、パソコンの UEFI 設定画面で起動ディスクを変更することで指定できます。

用意した Ubuntu インストール用 USB メモリを USB 3.0 の USB コネクタへ挿してからパソコンの電源を入れます。今回購入した PC は、起動時に ESC または Delete キーを入力(連打)することで UEFI 設定画面を表示することができます。

UEFI 設定画面を表示することはあまりないので、ついでに確認したいことがあったら見ておくのが良いです。今回は、CPU、メモリ、ネットワークといったハードウェアについて、認識されているか、どんな設定がされているかを確認しました。このパソコンでは仮想化ソフトウェアやコンテナーソフトウェアを使いたいので、そういったソフトウェアで必須といえる仮想化支援機能(VT-x)が有効になっていることも確認しておきました。

一通り確認が済んだら、Boot オプションを確認して USB メモリから起動するように指定してから、「Save & Exit」で設定保存をして再起動しました。

ストレージのバックアップ

USB メモリを使ってパソコンを起動するとメニューが表示されます。そこで Ubuntu を試用するメニューを選んで実行しました。

ディスクアプリを使って、ストレージのパーティションやデバイス名(/dev/sda など)を確認します。内蔵ディスクは `/dev/sda`、USB メモリは `/dev/sdb` と認識されていました。

バックアップ用の USB HDD を接続すると、`/dev/sdc` として認識されました。このストレージには EXT4 フォーマットのパーティションが1つ用意してあったので、それは `/dev/sdc1` と認識され、ここでは `/media/ubuntu/ST202201` というディレクトリにマウントされました。

ターミナルを起動して、`dd` コマンドを実行することでバックアップのディスクイメージファイルを作成することができました。1時間程度かかりました。

次にバックアップがきちんと取れたか確認をしたのですが、そこではまりました。複数のパーティションが含まれていて、これをどうやって Ubuntu のディレクトリにマウントすれば良いかわからなかったのです。

ということで、本日はここまで。

(書いてみましたが、文字だけだとぱっとしないですね…)

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