Raspberry Pi を動かしてみた

RaspberryPi – Raspberry Pi とシリアル通信で接続して、GPIOを使ってLEDを光らせるまでやってみた – Qiita [キータ]」のページがコンパクトにまとまっていて参考になりました。

用意したもの
今回は、下記の書籍がオンラインでRasbperry Pi + ケース + カメラモジュールとセット販売されていてお得だったので購入したものです。

下記を一緒に購入したと考えていいでしょう。

書籍は他にも色々ありますね。

追加で必要な物
さて、実際使ってみると、セットだけでは何かと足りませんでした。4GB以上のSDカードは必須です。普通に購入してインストールすればいいのですが、次のように本体とセットのものや、プレインストールされているものもあるようです。

また、とりあえず、今回自分は使っていませんが、GUIで使いたい人は下記を用意した方がいいでしょう。GUIで操作したい場合は、USBキーボード、USBマウスが必要になります。

USBシリアルで接続したい場合は、「FTDI USB・シリアル変換ケーブル(3.3V): 電子工作便利商品 秋月電子通商 電子部品 ネット通販」と「ブレッドボード・ジャンパーワイヤ(オス-メス) 15cm(黒): パーツ一般 秋月電子通商 電子部品 ネット通販」を用意すると良いでしょう。USBシリアル変換ケーブルは他のチップを搭載したものでも使えるものもあるようです。Amazonで購入するなら、下記とかで良さそうです。ジャンパーワイヤとUSBケーブルは別途必要です。

その他気になったのは下記。まぁ、なくても遊ぶ分にはいいですけどね。

インストール準備
まずは画面が見えないとどうしようもないので、USBシリアル通信での接続方法を確認しました。秋月電子で購入したTTTL-323R-3V3があったので、これを使うことにしました。「MacとRaspberry PIをシリアル通信で接続する – foldrr's weblog」が参考になります。FTDIを使っているのでドライバは「Virtual COM Port Drivers」で提供されているものをインストールすれば使えるようになります。

HDMIで画面表示をする方法だと、キーボードやマウスを用意する必要があり、面倒です。LAN経由でもいいのですが、OSの初期設定ではDHCPでIPが割り当てられるようになっているそうなので、調べる事ができる人でないと大変でしょう。DHCPサーバは大抵ブロードバンドルータとかを使っているでしょうから、ちょっと調べればすぐにわかるでしょうが。。。

OSは「Downloads | Raspberry Pi」から入手します。とりあえずRaspbianを使っている人が多いようなので選び、2014-01-07-wheezy-raspbian.zip をダウンロードしました。

Raspberry Pi初心者のためのOS別セットアップガイド : ライフハッカー[日本版]」を参照したところ、MacOS Xでは「SD card setup – Raspberry Pi – Mac | All the (*)Ware」を使うと簡単そうなので、これをダウンロードして使う事にしました。

インストール
インストールは、ダウンロードしたファイルを展開して、アプリで書き込むだけでした。インストールは簡単に終わったので、起動したところUSBシリアル接続も無事できました。とりあえず動かすだけなら、簡単です。

基本的な設定もして、アップデートもしました。Debianベースなので難しいことは何もありませんね。日本語環境の構築はフォントをインストールする必要があるようなので、とりあえずは、デフォルトは英語のままにしておきました。また、スワップファイルのサイズはデフォルトが100MBなので、512MB程度に増やしておきました。

$ sudo vi /etc/dphys-swapfile

ifconfigコマンドでMACアドレスを確認して、DHCPサーバでMACアドレスとIPの対応を登録したので、ssh経由でもRaspberry Piを動かせるようになりました。これで、いつでもLED光らせたり、カメラモジュールのサンプルを動かしたりできます。

ちなみに、今頃気がついたのですが、Raspberry PiはもしかしてUSBキーボードとUSBマウスをつなげることを前提としてUSBコネクタが2つ用意されているということなのですかねぇ。BBBとは設計思想がかなり違う気がします。

あと、ついでに調べていて気になったURLをいくつか記載しておきます。

ピンヘッダの情報は「Raspberry Piブログ : Raspberry PiのGPIO早見シートを作りました」が参考になります。紙へ印刷して本体へつけておくと良いようです。

Raspberry Pi のカメラモジュールで写真や動画を撮影する | ε-ARK Project」というのもすぐに試せそうです。

同じカテゴリの記事: General